先日、オーケストラ・ヴィンデとの大地の歌のリハーサルに
メゾ・ソプラノの日野 妙果（ひの たえか）さんが来てくれました
大地の歌はテノールの歌う部分（第１、３、５楽章）に比べて
メゾ・ソプラノが歌う部分（第２、４、６楽章）はかなり長大です。
特に第６楽章は、ぞれだけで全体の約半分の時間（約３０分）を要します。
それに加えて、アンサンブルの絡みが非常に複雑で難しい。
オケだけで練習していても訳が分からないところが多かったのですが、
２週間前から日野さんに入っていただけて、
ようやくいろいろな部分が判明してきました（笑）。
このままラストスパートを駆け上がります
それにしても日野さんの声は素晴らしい
日本人離れした豊かな声量と、包み込むような深い響き。
まさにこの「大地の歌」を歌うに相応しい歌手と言えるでしょう
そんな日野さんですが、
今回の我々の公演のために来日してくれています
（普段はウィーン在住。）
今回のもう一人のソリスト、テノールの望月哲也さん、
そして僕もウィーン留学経験があるということで、
ソリスト、指揮者はウィーン繋がり
やはり共通の音楽言語を共有しているというか、
一緒にやっていてとてもやり易く、
良いコンビネーションを形成しています
オーケストラも若いながら一生懸命頑張っています
６月３日、新宿文化センターに是非お越し下さい
◯オーケストラ・ヴィンデ 第1回演奏会
日時：２０１２年６月３日（日）開場：１３：３０ 開演：１４；００
会場：新宿文化センター大ホール（新宿三丁目駅徒歩１０分）
曲目：伊福部昭：シンフォニア・タプカーラ
マーラー：交響曲《大地の歌》
独唱：日野妙果（メゾ・ソプラノ）
望月哲也（テノール）
料金：￥１０００（全席自由）
HP：http://www.orch-winde.com/