ユニバーサルデザイン、7つの原則

　　　　　　　　　　　　　　　　一般社団法人　ステキな音色研究所

菅野康広（かんのやすひろ）
講演家　セミナー主催　個別相談　

聞こえない子供を育て上げた経験から子育てに不安の方々の悩み解決

菅野です！

ユニバーサルデザインとは、文化・言語・国籍・年齢・性別・能力などの個人の違いにかかわらず、できるだけ多くの人々が利用できることを目指した建築（設備）、製品、情報などの設計（デザイン）のことを指します。これは、公平性や安全性など7つの原則に基づいて誰もが使える製品やサービス、環境をデザインすることを意味しています。

具体的な例としては、自動ドアや音声案内が流れる横断歩道などがあります。また、シャンプーボトルや照明のスイッチ、牛乳パック、スマートフォンなど、私たちの身近な生活の中にもユニバーサルデザインの考えが取り入れられています。

ユニバーサルデザインの7つの原則は以下の通りです
1. **公平な利用**：さまざまな能力の人に役立ち、有益
2. **利用における柔軟性**
3. **単純で直感的な利用**
4. **認知できる情報**
5. **うっかりミスの許容**
6. **少ない身体的な努力**
7. **接近や利用のためのサイズと空間**

これらの原則に基づいて設計された製品や環境は、誰もが使いやすく、できるだけ多くの人が利用可能であることを目指しています¹。ユニバーサルデザインは、障害者や高齢者だけを対象にせず、はじめからすべての人に通用するデザイン設計を目指すことを前提にしています。これは、バリアフリーが、さまざまな利用者を考慮せずにつくってしまい、結果として生じた障壁（バリア）を「後から除去する」という不合理を、「最初から誰にとっても使いやすいデザインで」解消するという考え方が反映されています。