映画「ぼくが生きてる、ふたつの世界」

　　　　　　　　　　　　　　　　一般社団法人　ステキな音色研究所

菅野康広（かんのやすひろ）
講演家　セミナー主催　個別相談　

聞こえない子供を育て上げた経験から子育てに不安の方々の悩み解決

菅野です！

情報提供です。「お母さんが大嫌いだった」のセリフが忘れられません。「お母さんってみんな大好きだろ」って思っていましたが、コーダの世界ではそうでもなさそうで、そう思わせる何かがあったんだろうと、夢中になって読んだ記憶があります。コーダって僕のイメージでは「手話が上手」くらいのイメージだったのですが、僕が思っているよりももっと深刻なものかもと、考えさせられました。

僕はコーダを断片的な所しか見ていなかったのです。この映画を見れば理解できると思います。「デフヴォイス、法廷の手話通訳士」とはまったく別のコーダ像を描いています。

ストーリー

　宮城県の小さな港町、耳のきこえない両親のもとで愛されて育った五十嵐大。幼い頃から母の“通訳”をすることも“ふつう”の楽しい日常だった。しかし次第に、周りから特別視されることに戸惑い、苛立ち、母の明るささえ疎ましくなる。心を持て余したまま20歳になり、逃げるように東京へ旅立つが……。

　（2024年、日本）ofi　監督：呉美保
　主演：吉沢亮
　脚本：港岳彦
　原作：五十嵐大「ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと」（幻冬舎刊）
　企画・プロデュース：山国秀幸
　手話監修協力：全日本ろうあ連盟
　製作：「ぼくが生きてる、ふたつの世界」製作委員会（ワンダーラボラトリー/博報堂DYミュージック＆ピクチャーズ/ギャガ/JR西日本コミュニケーションズ/アイ・ピー・アイ/アミューズ/河北新報社/東日本放送/シネマとうほく）

映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』呉美保監督×吉沢亮主演、耳のきこえない母ときこえる息子の物語映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』が2024年9月20日(金)に公開される。監督は呉美保、主演は吉沢亮。原作は、実録ノンフィクション『ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来...