聞こえない子供(ろうあ者)を持つ親御さん専門相談所

菅野康広(かんのやすひろ) 
講演家 セミナー主催 個別相談 

聞こえない子供を育て上げた経験から子育てに不安の方々の悩み解決

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こんばんは、菅野です!

 

健聴者も同じですが、全く勉強しない人と毎日コツコツと学んでいる人には差が出ます。一ミリの差はやがて10センチ以上の開きになってしまうでしょう。

 

結論ですが「親がやり過ぎる事は問題」です。聴こえない娘には色んなことを教えるために接してきました。時に僕を怖がっていたかもしれません。可愛いだけで何でもしてあげる事は簡単な事。例えばコンビニでの買い物一つとってもそうで、親が子供の買い物をしてあげれば子供はただ親の背後で隠れていれば楽です。でも、子供にしてみればガムやチョコレートを一人で買う事はかなりのエネルギーが必要です。レジに持っていき店員さんに物を渡しお金を払う。単純です。僕は幼稚部の時には一人で買い物をさせていました。初めの2,3回はもごもごとしてぎこちなかったのです。理由は「店員さんに何かを言われていたから」です。

娘も何かを言われている事は知っていたのですが、聴こえないので受け答えが出来なく困っていたからぎこちなかったのです。僕は黙って見ていました。すると、娘から「店員さんが何かを言っているけどなんて言っているの?」と聞いてきたのです。

 

僕は答えました。「店員さんが言ってくることは、お弁当、おにぎりならば「お弁当温めますか?」「ポイントカードありますか?」今であれば「レジ袋は必要ですか?」などです。その時にそれ以外の時は携帯で「私は耳が聴こえませんと答えてみな」と伝えました。それからは普通に対応しています。あと、行きつけのコンビニならば「この子は耳が聴こえない」と分かってもらえて、もっと楽になります。コンビニの買い物では娘も最初はかなりドキドキしたことでしょう。初めての経験で見様見真似で一つクリアしました。僕達親もドキドキして手に汗をかき見守っていました。これも一つの努力と言えるのではないでしょうか。

 

「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教える」

 

魚を食べてしまったら魚はなくなりますが、魚の釣り方を身に着ければいつでも魚を食べる事はできます。釣り方を覚える事は簡単ではないですが一度覚えてしまえば後から楽になります。

 

娘は小さな時から一つ一つコツコツと身に着けてきたので釣り方はお手の物です。

 

 

ろう学校時代の努力の差は5年後10年後にハッキリと見えます。

 

 

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