陽の射す場所
2002/03/09



お願いです    あたしの頬を包むこの掌
ずっとそのままにしていて...
その温もりだけが  
この世で “たったひとつの真実” なのだろうから
お願いです    あたしの顔を映すその瞳
ずっとそのまま曇らせないでいて...
そのまなざしだけが
すべてを幸せへと導いてゆくものだろうから

今はまだ暗く閉ざされた闇の中でもいい
限りない  いばらの道でも構わない
あたしはきっと歩いてゆける
あなたの指差す道の先は
紛れもない陽の射す場所だから

お願いです    あなたの肩を冷たく濡らす雨
かわす傘にさせてください...
この切なさだけが 
あたしを何より強いものへ変えようとしている

今はまだ穏やかにそよぐ風などなくていい
ひび割れたガラスの道だとしてもうつむかない
あたしはきっと笑って歩いてゆける
あなたの指差す道の先は
紛れもない陽の射す場所だから

ふたりの胸の奥から生まれた光が
つないだ指の隙間から逃げないように...

今はまだ暗く閉ざされた闇の中でもいい
限りない  いばらの道だとしても構わない
あたしはきっと笑って歩いてゆける
あなたの指差す道の先は
紛れもない陽の射す場所だから