このニットは、ヒョウをイメージしてつくりました。
戦後の貧しい日本で育った私たちは、アメリカに対する憧れは強いものでした。白黒テレビが普及しだした頃見たアメリカのホームドラマに驚き、憧れました。それは、パパは何でも知っているというドラマですが、モダンな家に住み、車があり、ひろいリビングルームがあり、おしゃれなパパとママ,かわいい子供たち、アメリカの理想的な家庭をうつしだしていました。当時の自分の状況とくらべ、なんと違いがあるのだろうと、みじめなおもいをしました。その後も、アメリカの文化に憧れ、アイビイファッション、ポピュラーソング、ハリュウッド映画など競ってアメリカを模倣しようとしました。しかし、いつの頃からか音楽も、ファッションも、映画も感動しなくなりました。特にそれをよく感じたのは、アメリカの抽象芸術とか、ポップアートです。本当にこれが芸術なのだろうか、と思い始めました。 私の考えが古いかもしれませんが、芸術には必ず技術が伴うものと思っています。歌にしろ、バイオリンにしろ、ピアノにしろ、バレエにしろ。技術から導かれる感動があって、はじめて芸術といえるとおもえるのですが。それはただたんに変わったことをして、人を驚かせるパフォーマンスに過ぎないようにおもえます。
芸術の評価もその時の国力と関係あるのでわないかとおもいます。その評価は何百年、何千年後に下されるとおもいます。
石原慎太郎氏もいっているように、白人の時代はおわり、これからはアジア人の時代が来るのではないでしょうか。特に日本は文化において世界をリードしていくとおもいます。日本文化の深さにかなうものはありません。
先日、NHKの地球一番という番組で、アリゾナのセドナがヒーリングスポットとして紹介されていました。今から35年ほど前にアメリカにいった時、セドナにいき、当時は退職者が老後を過ごすための静かなまちでした。中古でかったナバホラッグは、今でも使っています。