やはり、俵屋宗達、尾形光琳に始まる琳派は、絵画的にも、デザイン的にも日本の美はここから生まれたのではないかと思われます。編み物にもパンチャーにも取り入れさせていますが、私がもともと編み物を始めたのも、西洋的なデザインよりも日本的なものを編みたかったからです。日本のデザインの素晴らしさをもっと表現したかったからです。日本の琳派に始まる作品は、ただ単に芸術作品としてではなく、ほとんどのものが、生活の一部として、使われていることです。これは、柳宗悦の民芸にも通じますが、使われなければ意味がない、ということです。私も自分で編んで、それを着ています。