人間関係_他人を操作しようとする人から離れようとすると責められるのはなぜ？

昨日まで、ダメンズの話をしてきましたが、ここで、「他人を操作しようとする人から離れようとするとなぜか非難されて、結果的に離れられない問題」についてお話しさせていただきます。

■他人を操作しようとする人は悩みを抱えている

付き合っている相手の自由を奪って束縛するタイプの人間は、なんでそんなことをするのでしょうか？

実は、他人を操作している人は、悩み、不安、心配事を抱えていることが多いものです。

過去に味わった深い挫折が心のシコリとなり、他人に正面から対等に接することが出来ず、他人を操作することで自分の願望を達成しようとする人が多いのです。

■心のシコリを解決する方法

心のシコリは、その人が内面的に成熟することで解決します。

もちろんそれには、心の葛藤を感じつつ、それなりの時間がかかります。

■なぜ他人を操作するのか？

しかし、他人を操作する人は、その努力を避け、他人を利用・操作することで、安易に優位なポジションを取ることで、満足・対処し、心のイライラを一時的にでもいいから忘れようとしてきた人なのです。

そう、自分のイライラ解消のために他人を利用してきたのです。

■変わろうとするあなたを非難するのはなぜ？

先のように、あなたを利用して、願望実現してきた人にとって、あなたが成長・変化することは「都合よく利用できた自分の支え」を失うことになるので、耐えがたいのです。

そして、自分に都合良く行動させるために、あなたが変わることを思い止めさせようとして責め始めます。

典型的な責めフレーズには、

「●●すべき」

「人として、そんなことをするのはおかしい」

というものがあります。

■操作される側にも心のシコリが

一方で、人に利用される人も、「操作する人の顔色を伺う」というビクビクした生活を送っていたりします。

なんでそんなことになっているかというと、操作される側も何らかの心のシコリがあって、判断や理解の基準を他人にゆだねる人生を送ってきたからです。

■あなたを操作する人から離れて良い

様々な未練があるかもしれませんが、あなたを操作する人は、どうせあなたを「便利な人」「都合の良い人」として利用してきただけですから、あなたが「便利に操れない人」でなくなったら、他に「便利な人」「都合良い人」を探すだけです。

もちろん、その人に付いていっても構わないのですが、「そういわれてみれば、他人に利用・操作される人生は、自分が望む人生ではない」と感じるならば、その人から立ち去って、他のパートナーを探していいのです。

「私がいなかったらこの人はダメになってしまう…」と思われるかもしれませんが、そんなことはありませんし、そんなことをすることで、あなたが悩み苦しむ時間がもったいないのではないでしょうか？

■あなたのことはあなたが決めて良い

あなたには、素晴らしい価値があり、あなたにしか出来ないことを達成するために生まれてきたはずです。

あなたが自分の判断や理解の基準を他人にゆだねる人生を送ってきたのは、ひょっとしたら幼少期に接してきた大人（親・親戚・先生など）の影響が大きいかもしれません。

しかし、その大人も心に傷を負った人々…

過去と他人は変えられませんが、今と自分は変えられます。

自分に関することは自分で決めていいのです。

他人の顔色を伺う必要も無ければ、間違っていてもNo!と言っていいのです。

あなたに失礼な態度を取ってきた相手に、義理を尽くすのも人生、新しい道を選ぶのも人生。

せっかくですから、自分で今後の人生を選択してみてはいかがでしょうか？

どちらの選択も間違いではないのですから。

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