以前にお話ししたかもしれませんが

私の母は

昨年7月より 老人保健施設にお世話になっています

 

一言で老健施設と言っても

その施設施設で 規則とか違うものだともいますが

 

最初に入所してから そろそろ1年になる

不思議なもので同じ施設にこんなに長くいられるのも不思議なんですけれど

母の事についての決定権?は 弟にあるので

お任せしているけれど

 

まず 母が生活をしているお部屋が どのようになっているのかも知らないし

面会も 面会室で たったの10分だけ 

手をつないだり 身体的な接触はしないでほしいという

なんだか 無機質な感じなんです

 

ただでも 母は私たちとあっても

すぐに忘れてしまうし

会えば まず私は家に帰りたいなぜ帰れないの?

しか話さないし

本当に切ない思いです

 

病気で入院しているだけなら

早く良くなってね 退院できるからって言えるのに

今の状況はそうではないのだ

 

 

会って話をしても

一方通行 話がかみ合わない

 

10分間すぎると職員の方が母を迎えに来る

そして次回の予約を取って帰ることになる

 

 

母の面会曜日は 火曜水曜金曜日

私の仕事の関係もあるが 火曜日がちょうどよい

 

5/7(火)会いに行きました

5/9が 母の誕生日なので

母の好きな紫色の ブーケ(居室にも邪魔にならない)を手紙とともに持って行って

手渡しました

その際職員の方が予約表を見ながら5/21(火)空いていますよ予約入れますね

と 促されたのでその日に予約を入れた

5/9は 母の85歳の誕生日なので電話をしてお祝いをした

ちゃんと自分の年齢も言えたのでほっとした

 

5/11㈯歩行時に転倒したらしく職員さんから電話が来て

頭を打ったりはしていないので様子を見ながら受診させてくれたのだが

特に骨折した様子もなく 痛み止めの内服薬が出たということだった

私は 職場の患者様の事を思い出したのだ

 

高齢になると些細な転倒で骨折は免れたとしても

ショックで亡くなってしまうことがある

 

そう思ったとたん 14日は予約はいっぱいだったようなのだが

特別に合わせてもらうことになった

さすがに いつもならシルバ-カ-を押しながら歩いてくるのだが

今回は車いすだった

話は何とか出来たし ややもすると いつもより 話のキャッチボ-ルができていたので

ほっとした

 

5/18 看護師から電話

 緩下剤の内服もしたり 浣腸もしたが まだすっきりしていないためか

嘔吐したと 過日の転倒後の後遺症の頭の症状ではないと 医師の診断があったということで

様子観察中だとのこと ADLを考えると シルバ-カ-での自立歩行が良いが 転倒防止も考えると

車いすによる 職員の管理のほうが良いかという 判断の決定を確認されるための電話であったので

 

 

週末で職員も少ないだろうし 母が一人で動き回って大けがなんてことにナッタラ また迷惑もかけるだろうし

21日にまた私も面会をするのだから

それまでは 車いすで様子を見てもらうことで お願いをした

 

5/21

面会に行くと シルバ-カ-で面会室に連れられてきた

表情はブル-💦

口調も もう帰りたいの一点張り

 

なんだか 悲しくなってきます

 

それでも 10分経つともう迎えが来て

次回の予約を取って帰ることになる

 

 

何を話しても

母は 記憶をすぐになくしてしまうから

楽しい時間を過ごしていない母の事が

本当にかわいそうでなりません

 

 

何のために 会いに行っているんだろう

自分が もしもの時に 後悔しないため?

そんなことはないよね

 

もしあの時にこう出来たら

こうやりたかったのに やらせてもらえる環境じゃなかった

 

悔しさでいっぱいになる

 

今のこの施設にいることも

どうなんだろう

 

もっと 違った 環境もありなのかな

新しい環境は 違った刺激になって悪循環も起こすこともあるのだろうか

 

 

自分が 最初から母と一緒に住んでいるのだったら

こうはならなかったのではないかと

 

そうはいっても

結婚して嫁ぎ先でのことで精いっぱいだったし

母と一緒に住む弟の

考えを 変えることができなかったのだから

しょうがなかったのだと

自分に言い聞かせている

 

どうもがいても

弟に情報を提供し

納得してもらえるように働きかけることが

今は私ができうることなのだと

 

自分に言い聞かせている

 

 

面会時母のほかにも

面会をしているご家族があったが

そちらは 認知症ではないのか

話が弾んでいる様子に

うらやましくてしょうがない

 

 

そんな思いをしながら

通うことは

つらい

 

せめてもの 施設へ通う楽しみとして

ラジオ英会話のテキストを鞄に忍ばせ

スマホに聞き逃しを聞ける設定で

イヤホンを付けながら電車に乗っています

 

 

 

 

 

5/18

 

 

今回は 面会の時間前に ランチをお店で食べ

ドリンクバ-もつけて ゆっくりラジ英楽しみました