「三四郎は読んだの?」
「うん、」
と私は見栄をはってしまう
江戸っ子だった
「東大の授業を受けているみたいで大好き。」
と威張る私に
「そうなんだ、
で、どんな授業を三四郎は受けたの?」
「ラテン語とかドイツ語よ。」
「そうなんだ。」
お兄ちゃんは知ってるくせに、わざと私に答えさせている。
「三四郎は、どんな人なの?」
「えーっと、九州から出てきて、
それまでの生活から比べると
東京は夢の世界みたいだって驚いている、
大学生。」
私が三四郎の最初の
五ページで仕入れた事だった
女流落語作家 泰葉
泰葉落語
一、下町二丁目十番地<第二部連載中>
二、執念の滝 <完>
三、浅草人情亭 <完>
泰葉落語古典
一、源氏物語 <執筆中>
二、勧進帳 <予定>
三、百人一首 <予定>
四、竹取物語 <予定>
泰葉落語小品
一、浮世絵師 爆志 <予定>
人気歌舞伎俳優 中村談蔵
実は浮世絵師 爆志
オークションで今話題の芸術家バンクシー
日本版
二、UMAMI <予定>
UMAMIは世界の言葉
日本令嬢がヨーロッパ王室に嫁ぎ、誘拐され、、、
三、犬神さま <予定>
女性と愛犬と妖怪の冒険物語
四、SUSHI <予定>
佐渡ヶ島の寿司店大将と
島の子供達の感動噺
五、貧乏神 多助 <予定>
室町時代、古田織部の茶会に現れた
貧乏神 多助
なんと、黒楽茶碗が、、、
六、CHANEL <予定>
エディット・ピアフが語る
CHANEL
七、人体汚染 <予定>
IPS細胞と人体ががん細胞と戦う
SF落語
八、EMOGI <予定>
私も、詐欺師に騙されたりしました
ネットの善と悪を描きます
九、マリリン <予定>
マリリン・モンローの生涯を
落語にします
十、Rhapsody In Blue <予定>
作曲家 ジョージ・ガーシュイン
指揮者 レーナード・バーンスタイン
この二人の音楽魂を描く落語作品