『メダカを買ったが死んでしまう…』後編です。
原因が水合わせではないようであれば、『管理方法』にフォーカスしてみましょう。
飼育が上手くいかないときに多い原因5パターンを紹介します。
①餌の与え過ぎではありませんか?
30秒で食べきる量にしましょう。
多すぎると水の白濁りを引き起こし、魚が調子を崩します。夏場の高水温では汚やすいという事も知っておくと良いです。
②過密に入っていませんか?
メダカ1匹に対して1リットルが必要な水量です。
水量にゆとりがあるほど、アクシデントは減少します。
過密水槽は、1匹が調子を崩すと周りのメダカも影響を与えやすい環境でもあります。
③水温は大丈夫ですか?
日本に生息するメダカですが、短いスパンで水温が上下変動すると、体力を奪われ調子を落とします。
夏場は高温にならないように、上手く調整しましょう。日陰を作る、ファンをつけるなどがあります。
④水は何を使っていますか?
水道水ならば、カルキ抜きを使いましょう。または1日汲み置きさせていれば自然とカルキは抜けていきます。
井戸水ならばカルキは含まれていません。汲み置きをして水温を合わせてから使うと、よりメダカに優しくなります。
市販の飲料水やスーパーなどで詰め替えて購入できる水も飼育には向きません。
⑤バクテリアの大切さを知りましょう!
水を綺麗に保てるのは、バクテリアが浄化するからです。
フィルターやエコボールなどバクテリアの住処を増やしてあげると、水質が安定して魚の死にずらい水槽になっていきます。
バクテリアを上手に飼えば、魚も上手に飼えるようになります。
※塩を上手に使いましょう!
水族館や熱帯魚ショップなど、魚を管理する場所ではみんな使います。
水の塩分濃度を0.3〜0.5%に調整すると、魚の回復力がグーンと上がります。