知っておきたいベネフィット。接客とは「価値」を提供すること。 | サカナ・タチハラ.com

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ベネフィットとは「お客様にとっての価値」のことだ。

例えば…
私達は「ホテイソウ」を売っている。
お客様が「ホテイソウ」を買いに来たとする。それは「ホテイソウ」自体ではなく「ホテイソウの持つ効果」を買いに来ているのだ。
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⬆︎写真 ホテイソウ


「メダカが卵を持っているのでホテイソウを買いに来た。」となれば、
ホテイソウを「産卵場所」として買いに来たのが分かる。

お客様は「ホテイソウ」を買っているのではなく「産卵場所」を求めているのだ。

この時、ベネフィットは「産卵場所」という見方ができる。

すると、産卵場所として利用できる「アナカリス」や「人工産卵床」も紹介できるし、卵が孵化した後の話なども出来る。
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左: アナカリス
中: 人工産卵床
右: メダカ稚魚


これは、買い手のときには当たり前の事だが、ほとんどの人が売り手になった瞬間忘れてしまう。


ホテイソウなら何処でも売っている。
またこの店を利用しようと思うのは「どうしてホテイソウを探しているのか」を理解してくれるからだ。