劇団た組。第18回目公演
『在庫に限りはありますが』
2019年4月13日(土) 14:00~
@すみだパークスタジオ倉
作・演出:加藤拓也
音楽:谷川正憲(UNCHAIN)
出演者:橋本淳、徳永えり、
豊田エリー、森下亮、木本花音、
鳥谷宏之、山木透、谷川昭一朗
https://takumi.themedia.jp/posts/5124994
今日は徳永えりさん出演舞台、
劇団た組。「在庫に限りはありますが」を
観劇してきました。
クロムモリブデンの森下亮氏も
出演とのことで期待しつつ観劇。
休憩なしの約95分間でしたが・・・
舞台「在庫に限りはありますが」
久々に観終わった後に何とも言えない
疲労感の様なものが残る作品でした。
時折笑いも入るものの、
終始息をのんで観(魅)入る感じに。
後半はハンドタオルを握る手に
力入りっぱなしに(^^;)
そして、終演後はめっちゃ誰かと
ネタバレトークしたい気分になりました(^^;)
何だろう、上手く表現出来ないのですが、
とても気分も良くなるし、なおかつ
気分めっちゃ悪くもなる
ラスト、涙腺ヤバくなったところへの
最後のオチは、どちらにorどう?
解釈すれば良いのだろう?迷う(^^;)
中学時代から10年以上付き合い
結婚した洋食屋を営む夫婦。
周りからは理想の結婚と囃されるが、
実情が徐々に露わになっていき・・・
まだ公演は続きますので
ネタバレは避けますが、
私はしばらくハンバーグは
食べられないかも
脚本、演出の加藤拓也氏は
まだかなり若いのに、
夫婦間、友人、恋人、などなど
巧みな会話劇を作り上げていました。
観客である自分もその場にいるかのような感覚。
かなり細かく丁寧に作り込まれている印象。
それを主演2人が見事に表現しているのかと。
ほぼ暗転を使わない場面展開により
お芝居もスピーディーですが、
速過ぎずむしろ心地好いテンポ感。
多少クドさもある音響効果も
巧みに使われていました。
橋本淳君は良い演者ですね。
繊細な演技、口調から
一転、キレた時の表情から大音声まで、
オンオフが嘘っぽくない。
徳永えり氏も繊細かつ丁寧な芝居。
ドラマや映画に出ずっぱりで
久々の舞台とのことでしたが、
いや、生で観られて良かったですp(^-^)q
森下亮さん、豊田エリーさんも
良い味を出していて好感でした
(^^;)