映画『愛がなんだ』完成披露先行上映会 2019.3.12 | ポップン村のやすデスさん

 

 

映画『愛がなんだ』

完成披露先行上映会

2019年3月12日(火) 18:10~

@テアトル新宿

原作:角田光代

監督:今泉力哉

出演者:岸井ゆきの、成田凌、

深川麻衣、若葉竜也、片岡礼子、

筒井真理子、江口のりこ、ほか

 

舞台挨拶登壇者:

岸井ゆきの、成田凌、深川麻衣

若葉竜也、今泉力哉監督

 

 

火曜日夜は映画「愛がなんだ」

完成披露先行上映会を観てきました。

  

映画は来月から公開なので

ネタバレは避けておきますが、

いい歳こいたおっさんの私には

恋愛ものはもうキツいかと思いましたがあせる

恋愛ものと言っても

甘ったるいラブストーリーとは

趣はかけ離れた作品かと。

 

観る人によって覚える感情は

それぞれ異なりそうでしたが、

重苦しさや切ない思いを抱かされながらも、

登場人物たち各々はある種

極端な人物像として描かれてはいますが、

それがかえって人が抱く表裏の感情など

伝わり易くなっていて、

あ~、そう言う人いるよね、で終わらず、

自分の過去や経験など少しづつでも

当てはまる部分が見出されて、

途中からは感情移入して魅(観)入る感覚でした。

原作は未読でしたが、今泉監督らしさが

凝縮された素敵な作品でした。

 

主人公テルコを演じる岸井ゆきのちゃんが

とにかく良い。

マモルへの一途過ぎる想いから沸き起こる

一喜一憂する表情など素晴らしい。

良いところなど何一つもない男マモルを

演じる成田凌君もダメ男っぷりが

ハンパないにも拘わらず(笑)、

何故か憎めないところも好かったです。

 

深川麻衣嬢目当てで観た作品でしたが、

若手4人とも演技が達者。

そこに江口のりこさん演じるすみれが

良いスパイスになっていて、

キャスティングも絶妙と感心(^^;)

個人的には若葉竜也君演じるナカハラ君に

妙に感情移入してしまいましたが、
とあるシーンが思いっきりデジャヴで
声出そうになってしまいました(^^;)
 
20代の頃に観たかったも・・・
映画は4月19日から全国公開ですが、
これはもう一回観てみようかと思います。

 

 

 

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