坂元裕二著『往復書簡 初恋と不倫』出版記念
朗読劇-VOICE OF BOOK
第二夜『不帰の初恋、海老名SA』
2017年9月8日(金) 21:15~
@テアトル新宿
作・演出:坂元裕二
出演者:
玉埜広志/太賀
三崎明希/松岡茉優
昨夜は「カルテット」や「世界の中心で、愛をさけぶ」
などの脚本家として知られる坂元裕二さんの
出版記念の朗読劇を観て(聴いて)きました!
この作品は2012年、2014年に朗読劇として
上演された2作品を収録した
『往復書簡 初恋と不倫』の出版記念として
急遽?決まったイベントのため、
第一夜、第二夜とも1回限りの上演ともあり、
チケットも即完売だったようです(;^_^A
私は2014年に草月ホールと中目黒で
一度観聴きしていましたが、
松岡茉優嬢出演となれば是が非でも!
と思い、一般販売日の争奪戦で
どうにかチケット獲れました( ;∀;)
中学時代の初恋、
月日が流れたある日、
ふいに届いた初恋の人からの手紙・・・
往復書簡の名の通り、全編、
2人の男女の手紙とメールでのやりとりのみで
物語が展開される作品で、
一度観聴きしてはいましたが、
やっぱりめっちゃ好かったです(ToT)/~~~
特別なセットや演出効果もないシンプルな
朗読劇でしたが、それがかえって2人の物語の
世界に入りやすく、セリフの一つ一つから
男女の心理描写や情景が浮かんでくるようで、
これぞ坂元裕二マジックと言う感じ(^^;)
「カルテット」などの人気ドラマの脚本を
多く書かれていることも納得する面白さでした。
松岡茉優嬢と太賀君の声もどこか心地好さがあり、
2人ともしっかり物語の中の登場人物に気持ちが
入っていたかと(*^_^*)
特に中盤から後半に掛けての太賀君の
気持ちの入りようやラストのセリフも
さることながら、台本を見ながらのため
表情は良く見えませんでしたが、
茉優嬢は心の動きや動揺した場面など
声のトーンや震えから伝わってきて、
2人とも若いのに素晴らしい(*´ω`*)
一度観た朗読劇でしたが、
途中からストーリーを思い出してしまい、
まだ泣くところではない場面から
涙腺があやしくなってしまいました(;^_^A
いや、あらためて観に行って良かったと
思える作品でした。
もう一つの不倫を題材にした
「カラシニコフ不倫海峡」もとても面白いので、
終演後に坂元裕二氏サイン入り本を
買ってしまいました(^^;)
余談ですが、
この日は伊藤沙莉嬢&堺小春嬢も観に来ていて、
私と同じ列の席でした。
開演前に目の前を通られてビックリ(*''▽'')