NAPPOS PRODUCE 舞台『SKIP』2017.5.3 | ポップン村のやすデスさん

NAPPOS PRODUCE

舞台『SKIP』

2017年5月3日(水) 13:00~

@サンシャイン劇場

満足度:★★★★

 

原作:北村薫 脚本・演出:成井豊

CAST:

霧矢大夢/真理子42

深川麻衣/真理子17

岡田達也/桜木

木村玲衣/美也子

粟根まこと/父・尾白先生・岩村

碓井將大、深谷由梨香、長濱慎、

熊川ふみ、原田樹里、関根翔太、

石森美咲、大滝真実、山崎雄也、元木諒

 

今日は元宝塚女優・霧矢大夢さん、

元乃木坂46・深川麻衣さん、

W主演による舞台「スキップ」を観てきました。

 

キャラメルボックスファンの私としては、

原田樹里さん&木村玲衣さんをはじめとする

キャラメルの若手女優さんたちお目当てではありますが、

乃木坂卒業後、本格的舞台初主演とのことで

深川麻衣さんの演技にも注目しながら観させて頂きました。

 

一言で言うならば、とても好い作品でした!

後半は涙腺が( ;∀;)

 

私は2004年のキャラメルボックス初演舞台は

観ていなかったので、原作小説を読んでから

臨もうと思っていたのですが・・・

半分までしか読めていない(;^_^A

それでも成井豊さん脚本・演出舞台ですから、

どなたでも原作を知らずとも作品の世界観に

入り込み易いお芝居になっていることは言うまでも無く、

また半分しか読んでいないので全体的なことは

ハッキリとは言えませんが、

北村薫さん原作の言葉を壊すことなく

むしろそのままストレートに伝える作品になっていました。

 

舞台は5月5日までまだ残っていますので

軽めの所感に留めておきますが、

主演の深川麻衣さんは周りを固める

舞台役者さん方に比べれば線は細いものの、

しっかり劇場奥まで届く声量でした。

仲村Pさんや成井さんが狙ったキャスティング通り、

本格的舞台初主演と言うことで

どこか演技に初々しさを残しつつ

セリフ回しもハキハキしていて、

それがまさに17歳の真理子そのもので

あったかと思います。

 

Twitterなどをみると深川麻衣さんファンの方にも

木村玲衣さんが良かったと言っている方が

いくつか見られたのはファンとしては嬉しいですね。

美也子と言う役柄のためもあるとは思いますし、

初演は観ていないので実川さんの美也子とは

声色も持ち味も違うので比べられませんが、

玲衣さん演じる美也子の存在感が

光っていることは間違いない。

 

脇を固める役者さん達が演じる

ハッちゃけた高校生達も面白かったですヾ(≧▽≦)ノ

 

 

とても好い作品ですので、

キャラメルで再演し続けて欲しい。

 

 

STORY:

 

昭和40年代の初め。

一ノ瀬真理子は17歳で、県立高校の2年生。

運動会が雨で中止になり、帰宅して、

レコードを聴きながら、ついうたた寝をしてしまう。

次に目覚めた時、真理子は見知らぬ家の中にいた。

そこへ、同い年くらいの女の子が帰ってきて、

真理子を「お母さん」と呼んだ……。

そこは真理子の家だった。

真理子は42歳で、苗字は桜木。

職業は高校の国語教師で、夫と17歳の娘がいた。

うたた寝をしている間に、25年の月日が流れてしまったのだ。

真理子は元の時代に戻れるまで、

42歳の桜木真理子として生きていこうと決心する。

まずは教壇に立って、国語の授業をしなければならない……。

 

 

参考:ゲネプロレポート

 

 

 

 

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