クリスマスツアー
『BREATH』RED
2015年12月20日(日) 16:00~
@サンシャイン劇場
満足度:★★★★


脚本・演出:成井豊
Theme music by TUBE
出演者:
赤星一馬/多田直人
堀江恭子/岡内美喜子
亀岡七斗/阿部丈二
波方帆奈/坂口理恵
小林不二雄/畑中智行
大浦明日美/林貴子(Red)
柿本光介/西川浩幸
新居浜文子/大森美紀子
長坂武史/三浦剛
柿本久里子/石森美咲(Red)
土居広務/鍛冶本大樹
新居浜希乃/大滝真実(Red)
松山時枝/伊藤ひろみ(Red)
松山進矢/山崎雄也(Red)
風呂木温/菅野良一
日曜日はキャラメルボックス30周年公演
ラストを飾る、「BREATH」を観に行ってきました。
「RED」「GREEN」で一部ダブルキャストと
なっており、新人さん3名を含む「Red」を観ました。
あらすじ(パンフより抜粋)
>>
12月。東京都内の劇場に勤める堀江恭子に、
高校時代の同級生・赤星一馬から
電話がかかってくる。
一馬は「明日の昼過ぎのニュースを見てくれ。
僕の名前が出る」と言う。
翌日、恭子は一馬が新人作家を対象とした
芥山賞を受賞したことを知る。
一馬は、高校の卒業式の日に恭子が言った
「芥山賞を取ったら、結婚してあげる」と言う
言葉を信じて連絡してきたのだ。
「あれから15年も経ったのに」と呆れる恭子。
そしてその日から、一馬は恭子の劇場で
上演されている芝居に毎日やってきた・・・。
<<
過去のブログでも書きましたが、
今年の「カレッジ・オブ・ザ・ウィンド」が
??年ぶりのキャラメルボックスの舞台観劇でした。
「クロノス/パスファインダー」を
観なかったことを悔いていますが、
「時をかける少女」
「水平線の歩き方/君をおくる」を含めて、
改めてキャラメルボックスのファンとなりました(^^;)
短編以外は基本的に2時間以内に収める作りから、
かなりテンポの速い舞台が多いですが、
その中にお芝居の魅力が全て詰まっている
と言って良いのかな?
人によっては深みや裏が無いと
評価する方もいるようですが、
私は観終わった後に重さが残るような作品よりも、
気分が晴れやかになる作品が好きで、
キャラメルボックスの作品はまさにそれなのです。
(私はキャラメルの作品が浅いとは全く思いません)
ここからは「BREATH」について軽く。
30周年公演の締めくくりともあり、
過去作品とリンクするかのような
人物設定などが多く含まれており、
過去の作品を知っている人には思わず
ニヤっとする場面も。
ここ最近のCARAMELBOX TVやDVDを
観ておいて良かった(^^;)
特にクリスマスものが多いですが、
ネタバレ注意として公演パンフレットの
最後のページに掲載されていますので、
これからご覧になる方はパンフレットは
終わってから見られた方がよろしいかも?
前述の赤星・堀江の2人をはじめとする、
劇場スタッフ、演出家、役者、などなど、
それぞれの物語が絡み合いながら、
徐々に繋がっていきます。
笑いどころや小ネタももちろんありますが、
ラストに向かうにつれて、
泣かずにはいられない、
そして最後にはほっこりさせられ、
観終わった後に心地好さが残るような
素敵な作品でした(*^。^*)
25日まで公演は続きますが、
24日Xmasイヴの19時開演の回は
お席にかなり余裕がございます!とのこと(笑)
ちょっと席が遠く写りが悪いですが、
恒例のカテーンコールでの撮影OKタイムより。