@帝国劇場
今回は2公演まとめて軽く
【2015年5月5日ソワレ】★★★彡♪
出演者:
ジャン・バルジャン/福井晶一
ジャベール/吉原光夫
ファンテーヌ/知念里奈
エポニーヌ/平野綾
マリウス/田村良太
コゼット/磯貝レイナ
テナルディエ/KENTARO
マダム・テナルディエ/森公美子
アンジョルラス/野島直人
他
【2015年5月9日ソワレ】★★★★彡
出演者:
ジャン・バルジャン/ヤン・ジュンモ
ジャベール/岸祐二
ファンテーヌ/和音美桜
エポニーヌ/平野綾
マリウス/海宝直人
コゼット/磯貝レイナ
テナルディエ/KENTARO
マダム・テナルディエ/谷口ゆうな
アンジョルラス/野島直人
他
GWまっただ中の5日ソワレ、
GW明け後の9日土曜ソワレを
観させて頂きましたが、
今回も最後まで楽しませて頂きました(^^♪
5日、9日、先週29日と今公演は
3度拝見しましたが、やはり舞台は生もの、
日によって各キャストの声の調子などに
微妙な差が出てしまいますが、
それでも飽きることなく何度も観たくなるのは
「レ・ミゼラブル」の魅力なのかと。
5日の平野綾さん演じるエポニーヌは
若干いつもより声量が落ちているかな?
と感じましたが、
9日はかなり好くなっていたと思います。
それでもSPAMALOTを観てしまった以上、
もっと出るよね!?と感じてしまうのは
ファンだから致し方ない(^^;)
13年公演でも感じましたが、
平野綾さんは歌以上に、
演じることに意識が強いのかなと思える程、
演技力は素晴らしいと思います。
5日ソワレは福井バルジャン、吉原ジャベールの
コンビでしたが、私はこのお2人が好きです(^^♪
吉原さんは背が他の方々より高いので、
ジャベール役の時はバルジャンより
多少強く見えてしまうのは致し方ない・・・
でも表情にどうしても人柄が滲み出ているようで、
優しいジャベール感もありますね。
この日、おやっ?と感じた場面がいくつかあったのですが、
その中でも、2幕、バリケードでの銃撃戦の後、
ジャベールが下水溝に気付く場面、
ここでは松明(トーチ)の明かりで地面を照らしながら、
バルジャンがマリウスを抱えて引きずった跡を辿って
下水溝の存在に気付くのですが、
この日はその前に、なんとジャベールの持つ
松明の火が消えるハプニングがあり(^^;)、
恐らく吉原さんのとっさの判断で、
引きずった跡を辿る演技はせずに、
ハッ!と下水溝の存在に気付く様に変えていました。
う~む、まさに舞台はナマモノですね~。
9日ソワレでは、
バルジャンはヤン・ジュンモさん、
ジャベールは岸さんと、
私は初めて観るお2人で、どんな感じなのか
期待と不安(?)を持って観劇させて頂きましたが、
岸ジャベールはちょっと他のジャベールとは
声質からしてちょっと違う雰囲気を醸し出していて、
岸さんのジャベールも好感を持ちました。
ヤン・ジュンモさん演じるバルジャンは、
多少カタカナ的な日本語と感じる場面もありましたが、
3回観た中では演技力では今日が好かったと思いました。
特に後半、バルジャンが年老いていく表現は
素晴らしかったです。
どうも毎回観ていて違和感を覚えるのが、
結婚式のシーンからエピローグでの
バルジャンの命が尽きるシーン。
私が観た限りでは、吉原さん、福井さんは
マリウスに過去を打ち明けて
コゼットの元を立ち去る辺りでは、
お2人のバルジャンからは
年老いて命が尽きかけている様には
今まで見受けられませんでしたが、
この日のヤン・ジュンモさんの演技からは、
それがしっかりと見ている者に伝わるものでした。
この日はミュージカルと言えども、
演技力は重要であることを再認識出来たことが
一番の収穫でした。
3度観ましたが、
もう1度、福井バルジャンを観たいのと、
川口ジャベール、里ファンテーヌ、
若井コゼットを今回は観ていないので、
1階A指定席ではありますが、
25日マチネのチケットを購入させて頂きました(^^;)
ほぼ最後方ですが真ん中辺りの席なので、
ステージ全体を観つつ、
最後は各キャストさんの歌を
じっくり聴きたいと思います♪
財布は空っぽです・・・
以上
毎度1幕ラストは自分も拳を突き上げたくなります(笑)