蝋燭朗読中目黒(坂元裕二 朗読劇二0一四) 『カラシニコフ不倫海峡』8月1日 | ポップン村のやすデスさん
蝋燭朗読中目黒
(坂元裕二 朗読劇二0一四)
『カラシニコフ不倫海峡』

2014年8月1日(金)19:00~20:45
@ウッディシアター中目黒

脚本・演出:坂元裕二
キャンドル・アーティスト:高橋成彰
出演:川口覚×ハマカワフミエ

※舞台イメージ
 舞台写真を加工して、人物を書き込んでみました
 (下手くそで失礼;;)


ウッディシアターに来たのは初めてでしたが、
客席内に足を踏み入れた瞬間、
舞台上に吊るされたいくつものキャンドルに
まず目が行ってしまいました。
とても綺麗です。
客席は80~100席、
前の列との間が足のサイズ程しかなく、
詰められるだけ席を置いたと言う感じで、
「本日満席となっております。
間を空けず詰めてお座りください」と
スタッフさんからアナウンス。
どうにか4、5列目の真ん中近辺の
観やすい位置を確保。
この日の暑さがまだ残っていることも
ありましたが、満席状態、
かつ舞台上のキャンドルの熱も加わり、
少々蒸し暑い。


前回の草月ホールでの朗読劇では
「不帰の初恋、海老名SA」を見聞きしましたが、
それも聴き応えや面白さはありましたが、
今日の「カラシニコフ不倫海峡」は
それを上回る面白さと、
そう言う感覚自分もあると言った
想いも感じる話でした。

ストーリーはある別々の夫婦の夫と妻の
二人の手紙(メール)のやりとりによる
”会話”で進行していきます。
ところどころ坂元らしい小ネタで笑わせる。
渋谷で待ち合わせしましょうと女が言うと、
男は渋谷は嫌です・・・の流れで
東横線と副都心線のあるあるネタが笑えました(^。^)
地上に2分で出られたのに、
今は12分掛かる!だの、
女は最寄り駅が小竹向原駅wwwで
渋谷に行き易くなりました~だの(笑)
「不帰の初恋~」などにも出てくる
友人ハニホーもしっかり話に出てきたりと、
随所に笑いを散りばめているのですが、
終盤は悲しい?と表現して良いのかな、な
方向へ進んで行く・・・
これ以上は書けませんので
ご了承願います<m(__)m>


男役の川口覚君は映画「タイヨウのうた」に
ちょい役で出演していたことを思い出した。
TVだとNHKの「純と愛」などで観たかな。
舞台の方が活躍多い印象。
女役のハマカワフミエさんは
生で間近で観るのは
初めてでしたが、
ネットやTVで観るよりも
可愛いさを含む
綺麗さでした。
29歳とは思えない。
NHKの「八重の桜」などでちょっと観た事が
ある程度でしたが、今回のこの作品の人物像に
かなり入り込んでいる印象で、
演技なのか入り込み過ぎていたのか、
後半自然と涙しながらの朗読に
なっていたのが印象的でした。
川口覚君との相性も良かったようで、
この二人の回を選んで良かったと思います。 

こう言った朗読劇も今後機会あれば
観ていきたいです。



【カラシニコフ不倫海峡】イントロダクション
※サイトより転載
http://www.ma-field.com/map/rousokuroudoku

平凡な夫婦だった。
ある時妻がアフリカへ地雷除去のボランティアに行くと言い出した。
数ヶ月後、妻は少年兵の持つカラシニコフに撃たれて死んだ。
男が悲劇の夫として注目を浴びた時、
見知らぬ女から手紙が届く。
“あなたの妻は生きています。
アフリカの地でわたしの夫と暮らしています。
わたし たちは捨てられたのです” 
男は真偽を確かめるため、女と待ち合わせる。
互いの伴侶が密会を繰り返していた円山町。
ホテルの名前は、『カテドラ ル』。
残された男と女が今、
雑居ビルの谷間の海に溺れてゆく・・・



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