舞台『わたしを離さないで』5月13日 | ポップン村のやすデスさん
舞台
『わたしを離さないで NEVER LET ME GO

2014年5月13日(火)
@彩の国さいたま芸術劇場 大ホール


原作:カズオ・イシグロ「NEVER LET ME GO」
演出:蜷川幸雄
脚本:倉持裕
出演:
 八尋:多部未華子
 もとむ:三浦涼介
 鈴:木村文乃
 晴海先生:山本道子
 マダム:床嶋佳子
 冬子先生:銀粉蝶
 他


昨日、彩の国さいたま芸術劇場へ
舞台「わたしを離さないで」を観に行ってきました。

こちらの劇場は初めて来たのですが、
こう言った舞台を観るには、
程良いのではないかと思える広さで、
私は前から6列目程の席のため、
ステージがかなり近く感じましたが、
何よりも舞台開始早々に感じたのは、
ステージの広さと奥行の深さ!
劇中もこの広さを活かした大がかりなセットが登場し、
ステージ上が学校、防波堤や海辺の湿地帯、邸宅と
言った場面場面で変わるのも見事でした。
1週間前に観たFB友達のお話では、
暗転の中の舞台転換中に盛大にセットを
倒してしまうこともあったらしいです(^_^;)

私は恥ずかしながら原作小説を読んだことも、
映画を観たこともなかったため、
前知識を持たずに観るのは少々怖かったため、
とりあえず事前に映画版のDVDを観てから行きました。

作品についての感想やストーリーについても
触れておこうとも思いましたが、
まだ15日の公演と、名古屋、大阪公演も残っていますので、
今回は書かずにおこうと思います。

軽く所感を書けば、
内容としては暗く重いテーマの話になりそうですが、
休憩時間合せて3時間45分と言う長さを全く感じず、
舞台に魅入ってしまいました。
何と表現して良いのか難しいのですが、
この作品はこの先も心に残るものになりそうです。
観て良かったと。

私はチケット発売当初は迷っていて
チケットを買わずにいたのですが、
ぴあからVIP席開放メールが届いたため、
それならと思い購入したのですが、
迷っていた自分が馬鹿だったと(>_<)
ここ1年、チケット各社を頻繁に利用していたことが
多少報われました(^_^;)

何より、この日は多部未華子さんの凄さ?と
言って良いのか、素晴らしい女優だと言うことを
再認識出来ました。
前述の友達の方がおっしゃっていたのですが、
彼女は映像作品と生の舞台の二つのスイッチを
持っているように感じますとのことなのですが、
確かにそう感じることも多々あります。
私は「鹿男あをによし」の印象が強いのですが(^_^;)、
どんな役でも演じ分けることが出来る、
数少ない女優さんの一人だと思います。

ちょっと長くなりそうなので、省略させて頂きます(>_<)

三浦涼介君が人気なのも多少解る気もしましたし、
木村文乃さんも初めて舞台を観ることが出来たので、
何度も繰り返してしまいますが、
観て良かったと思える舞台でした。


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