出会いの一曲選 SIAM SHADE 「Dreamless World」 | ポップン村のやすデスさん

 

SIAM SHADE 「Dreamless World」1995

2ndアルバム「SIAM SHADE Ⅱ」収録
(メジャーデビューアルバム)

SIAM SHADEを知ったのは残念ながら
「1/3の純情な感情」のヒットのおかげですが、
MV観た時、パンクバンドが爽やかな曲やってるなと
勘違い(笑)してスルーしていたのですが
(今では好きな曲です。
こんな歌詞書けるの栄喜だけ)、
当時勤務していた客先の方に98年有明野外LIVEに
誘われ、アルバム数枚を借りて聴いた一曲目が
この曲で、いきなりイントロでビックリ!?
ハードロックじゃん!とまず音から好きになる。

その頃は90年代Girls-Popからラルク、ガックンの
ビジュアル系に傾向しかけていたのですが、
SIAMのRockにハマっていく。
CDやLIVEで聴いているうちに栄喜の歌声や詩、
メロディーセンスに惹かれ、J-Pop&Rockの
男性ヴォーカリストは栄喜以外に全く魅力を
感じなくなってしまいました。
ありふれた男っぽい声はつまらなくなってしまった
のです。
海外アーティストは今でも渋い声も
キーの高い声も
好きですが、日本人は
自分でもマネ出来る様な
声のヴォーカルや、
気持ち悪いユニセックスな
ヴォーカルには
全く興味なし!と言っていい程です。

残念なことに栄喜はコンプレックスの塊で、
1/3の頃にこともあろうに自分で歯を削ってしまい、
音程が取れなくなりナチュラルビブラートも
陰を潜めてしまいました。
「SIAM SHADE Ⅴ」は酷い出来、、。
現在は大分歌えるようには戻りましたが、
デビュー当時はもっと高音の伸びやビブラートが
冴えています。
CDの方が遙かに良い声なのですが、
あえて解散直前のLIVE映像をシェアします。
やはり彼らはLIVEバンドですからね。