夏休みが終わって
稽古場も
学校の体育館に戻りました。

木曜日と土曜日の稽古場が
違うので、
初めて来る方には
混乱しないように地図を
メールで送ります。

しかも土曜日は、
日本人学校の放課後にあるので
学校施設に入るのに
入校許可カード
(1人1枚全員購入必須)を
入り口の警備員に提示しないと
入れません。

体験や見学をするにも
勝手にいつでもどうぞ
というわけにはいかないのです。

アメリカでの発砲事件、
無差別銃乱射事件は
毎年起きているので
厳重な体制で臨むのは
致仕方ないことなのです。


さてさて、
昨日は木曜日。
土曜日とは違う学校の体育館。

こちらは大規模な改装工事で
駐車場は使えず、
直接体育館に繋がる
入り口も閉鎖され
まるで迷路のような廊下を
通らなければなりませんでした。

開始時間が大幅に遅れ、
しかも
たどり着くことができずに
帰ってしまう人も多かったのか
いつもの半分にも満たない人数。

学校が始まり、
子供の参加はゼロ…。

八段先生もいらっしゃり、
少人数だからこその
細かいご指導を頂き
とても有意義な稽古となりました。



この日の課題は
面の後に竹刀を視界に入れたまま
打ち切るのを意識しました。


残心

意識した状態を持続しながら、
相手の攻撃や反撃を
瞬時に返すことができるよう
身構えていることを残心と呼ぶ

この残心がないと
一本にならないのは
わかってはいるけれど、

これこそ意識的にやって
習慣にしないと…。

習慣というのは恐ろしいもので
良い習慣も悪い習慣も
咄嗟に出てきます。

普段の基本稽古から
習慣にしておかないと
試合や審査でだけ
出来るものではありません。

一つ一つの動作に課題があるのに
打つのが終わった後まで
気が抜けないとは
武道の奥深さを感じます。


課題といえば…

稽古が終わりT八段先生が、

「おい!ゆうさん!
これなんて書いてあるんだ?」

と私に携帯を向けました。

ラインを見ながら
スティッチの動くスタンプに
書かれた thank you 
(老眼で)見えなかったようです。

ラインのお相手は日本にいる
お友達の八段先生。

「こいつはすぐに
絵文字(スタンプ)で送って
くるんだよ。

俺はお金を払ってないから
文字ばっかりだけどさぁ」


(°_°)?


無料で使えるスタンプがあるのを
ご存知ではないのですね。

先生もスタンプを
使いたいのですね (о´∀`о)。

T八段先生の課題を見つけました。

剣道はもちろん、
人生においてもT八段先生からは
教わる事しかない私。

今度の第二道場(飲み会)で
ラインスタンプの使い方を
僭越ながら
心を尽くして教えて差し上げます。