【リベンジ】シフトリンケージジョイント交換 GC8 インプレッサ | yasudaspeed日記

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(2021.10.15 本格運用開始しました)

どうも、今日は休みにしているyasudaspeedです。

 

GC8をやり始めてから楽しく作業していますが、流石に体に来ました(笑)

 

さて、サビとの戦い2023が開幕した人はともかく、本題。

 

 

昨年、

 

 

シフトがグラグラになりリンケージジョイントの交換を試み撤退した続き。

 

この時叩いて更にブッシュが砕け落ちたせいで、いっそうグラグラが成長。

 

1、2、5、リバースは何とかなりますが、3、4速がわかりません(笑)

 

公道走行不可、敷地内移動のみで、庭で冬眠させていました。

 

前回はサビでロールピンがびくともせず撤退したので、

 

 

まずはSSTの作成から始めます。

 

 

元々搭載されていたミッションで、ロールピンの内外径を測定。

 

あ、このデジタルノギスは、

 

 

武蔵野ガレージセールのお土産です。

 

安くても2千円はするデジタルノギスが、1千円だったので買っちゃいました。

 

暗い車庫でアナログノギスの目盛りが読み辛くなってきた、老眼対策(笑)

 

少し剛性が低くて力加減で0.1mm位動いてしまいますが、目安にはなります。

 

 

8mmのピンポンチを、バイスに固定したドリルで咥えて、

 

 

ドリルを回しディスクグラインダーで削ります。

 

 

ある程度削ったらヤスリで仕上げて、

 

 

切断用の刃でバッサリ落とします。

 

簡易旋盤で出来上がったのは、

 

 

内径にピッタリ嵌り、叩いても横にずれないロールピンリムーバー兼インストーラー。

 

SSTが出来たところで、

 

 

充電済みのバッテリーを積んで、

 

 

庭から車庫へ移動。ちゃんとシャッターが閉まるのがポイント。

 

前回潔く撤退したのは、

 

 

コイツらが居てシャッターが閉められない状況だったため、というのもあります。

 

資源たちが居なくなって広くなったため、シャッターを閉めてじっくり取り組めます。

 

 

打ち抜き作業がしやすいよう、ギアをリバースに入れ、

 

 

ミッションメンバーを取り外します。

 

 

打ち抜きたいロールピンが見えてきました。

 

邪魔になる物を外して、

 

 

バーナーで炙ります。

 

炙っているロッドのミッション側にオイルシールがあるため、程々にしてください。

 

私の場合、ラスペネの蒸発具合を見ながら加減して炙り、

 

 

火を止めてすぐにフリーズルブをロールピン内部に吹きました。

 

 

先ほどのSSTで叩くと、

 

 

前回の苦戦が嘘のように、あっさりと抜けました。

 

熱膨張+SST作戦、見事に勝利です。

 

 

サビサビのシフトジョイントも、

 

 

熱膨張作戦が効いたのか、軽く叩いて無事離脱。

 

画像の右はまだブッシュが残っていますが、左は無くなっています。

 

 

トータルで3mm程の動きですが、てこの根元でこれだけ動くとシフトノブはグラグラです。

 

 

昨年買っておいた新品を、ようやく開封する時が来ました。

 

 

可能な限りサビを落として、

 

 

軽くジンクコートを吹いておきました。

 

 

組み付けもロールピンが嵌っているので、非常にスムーズ。

 

 

ロールピンの上下の出代が同じになるようにして、組み付け完了。

 

まだサビとの戦いが続いており試走は出来ていませんが、シフトフィールが元に戻りました。

 

3、4速がどこにあるのか分かるという、当たり前な幸せ(笑)

 

 

とりあえず、今日のところはこの辺で。

 

(次回、また旅の続き)