BP5 車検整備その7~リアブレーキメンテナンス(2) | yasudaspeed日記

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(2021.10.15 本格運用開始しました)

どうも、ブログを時系列順に書いていくことにしたyasudaspeedです。

このところ自業自得で職場関係の提出書類に振り回されて時系列がめちゃくちゃでしたから、いったんリセットしないと自分の頭が整理できません。

まぁ振り返ると一昨年のナビ&バックカメラ及びドライブレコーダー取り付けや昨年の仙台車中泊ツアーなど、眠っている写真はいくらでもあるのですが…。

暇を持て余して気が向いたら、書きます(笑)

さて、放っとくと先週火曜日に車検が切れていた足車レガシィの整備が、本題。

 

前回

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バックプレートと、

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ブレーキシューと小物たちに亜鉛防触塗料を吹いた続き。

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清掃とグリスアップを目的にバラしていたカンチレバーは、

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モリブデングリスを塗布して塗装から上がったシューに組みます。

今回使ったグリスは、

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モリブデングリス:金属同士の摺動部(パーキングブレーキ

シリコングリス:スライドピン及びブーツ(前後ディスクブレーキ)

シムグリス:回転方向のパッド受けシム&バックプレートシム(同上)

スレッドコンパウンド:適宜

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バックプレートにモリブデングリスを塗り、組んでいきます。

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 アジャスターも一度分解してグリスアップし、事前に測った寸法で組み付け。

シューホールドスプリングをはじめ、金属同士が当たるところにはすべてモリブデングリスを塗布。

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フロントではトルクメンバーを外さずに作業しましたが、リアは外してスライドピン穴を清掃した結果、脱着を含めても外した方が早かった(笑)

スライドピンとブーツにはシリコングリス、パッドのバックプレートが接触するところにはシムグリスを塗布して組み付けます。

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左も同様に作業して、

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パーキングブレーキは、

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ホイールナットを仮締めしてドラムインディスクを位置決めし、何度か作動させてシューを慣らし、アジャスターで調整を繰り返して、引きずりや利きの左右差がないことを十分に確認します。

リアブレーキメンテナンスはパーキングブレーキを中心に書いてきましたが、正直フィーリングの変化はわかりません(笑)

フィーリングが微妙に変わったのは前後ディスクブレーキのスライドピンのグリスで、低い踏力の領域で分解能が増えました。

今までも特にカックンブレーキではありませんでしたが、より同乗者の頭を揺らさないブレーキの入りと抜きがしやすい仕様に。

アイスバーンスタッドレスタイヤを転がしながら止めることが出来る…雪国以外の人には伝わりにくい表現ですみません。

 

車検整備のメインはブレーキメンテナンスで、ようやく終わったと思ったのですが…。

終わっていませんでした。

さすが15年落ち(笑)

とりあえず、今日のところはこの辺で。

(次回、車検前の最終点検です。)