一般質問~がん検診・美南地区のこと~ | 安田真也オフィシャルブログ「未来への責任。~『人財』輝く吉川へ~」Powered by Ameba

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 こんばんは。吉川市議会議員の安田真也です。


 吉川市議会は今日から任期期間最後の「一般質問」がスタートしました。


 今回は3日間で16名の議員が登壇します。


 本日は初日になりますが、私を含め6名の議員が登壇し、一般質問を行いました。



 安田が今回テーマにしたのは

 ①がん検診(主に乳がん・子宮頸がん)の受診率向上に向けての取り組み

 ②美南地区における交差点表示と「通り」表示について

 以上、2点です。


 まず、①がん検診の受診率向上に向けての取り組みについての質問では、


 


 検診受診率

 大腸がん  H24年度 16%    H25年度 15.7%   H26年度 14.9%

 乳がん    H24年度 20.8%  H25年度 20.6%   H26年度 20.2%

 子宮頸がん H24年度 23.8%  H25年度 22.4%   H26年度 18.2%


 クーポン券制度前との比較で検診受診率は

 大腸がん検診は約2倍、乳がん検診は約3倍、子宮がん検診は約2.5倍増えていることがわかりました。クーポン券制度が受診率向上に大きく寄与していることがうかがえます。 


 コール(勧奨)・リコール(再勧奨)については検診受診のきっかけの提供となり、受診率を効

果的に向上させる方法として有効性が確認されている事業と認識しているとのこと。


 また、受診率向上のためには市民のがん検診に対する個々の意識に応じた、きめ細やかな

勧奨が重要。対象者のニーズをあわせた情報を整理し、それぞれの気持ちに響く、効果的な

メッセージを送ることが課題との認識をもっているとのこと。

 


 多くの自治体でコール・リコール制度によるがん検診受診率の向上対策が実施されており、

成果を上げているところには類似のキーポイントがあると考えているので、事例や効果を参考

にし、効果的な手法について検討していくとの答弁がありました。


 そこで、安田から受診勧奨について(リコール)

 情報(検診内容等)+利益(検診の効果)+不利益(結果について) の3点をしっかりと明記

したほうが検診受診率向上に効果があることを指摘させていただきました。


 受診率が一番高い年代(吉川市)

大腸がん 50歳代後半   乳がん 50歳代前半  子宮がん 30歳代後半


 罹患者の多い年齢

乳がん 40代    子宮がん 20代から30代前半


 全ての年代に対して、広報・保健カレンダー・HP国保加入者に対する特定健診のお知らせに

合わせての周知などによる情報提供をおこなっているが、罹患者の多い年齢と受診率が高い

年齢層の間にかい離が見られる点を指摘。特に若年層に対してはSNSを使った情報提供が効

果的と提案しました。

 また、行政・医療機関では手の届かない周知方法に関しては積極的にNPO団体等と連携す

べきとの提言を行い、罹患の高いターゲットに合うような通知方法、情報の伝達方法などを今

後考察していきたいとの答弁がありました。



 ②の美南地区における交差点表示と「通り」表示についての質問では、

 住宅の張り付きに伴う人口増加により、住民の方より目印となる交差点表示や通り名称が欲

いとの要望があった件をお伝えしました。特に、美南小学校入口にある信号機のところの表

示板が要望が多いこともあわせてお伝えしました。


 交差点名表示板について

  道路を走行する方が現在位置を把握できることや、目的地への目印となるなど利便性の向

上や市内公共施設の案内にもつながることから、今後検討していくとの答弁がありました。


 「通り」名称について

  現在、市内には「さくら通り」、「けやき通り」、「いちょう通り」、「あいさつ通り」の4路線があ

り、市民に定着してる。市内の主要な道路の名称を定めることにより、市民の道路に対する親

近感を高めることが見込まれるため、今後検討していくとの答弁をいただきました。