昨日、私の所属する朗読グループ・NEXUS(ネクサス)ーきずなー
港北図書館「第56回・朗読の部屋」が開催されました!
3連休の初日で猛暑・・・いつもよりお客様は少なめでしたが、
それでも「他に用事があったけど、こっちの方が大事だから!」と、来て下さったお客様もいらして
本当に嬉しい限りです!
今回は、港北図書館の新しい館長さんも見学して下さいました。
図書館の皆様には毎度、広報誌への掲載やチラシの掲示、私たちが朗読する作品が掲載されている本の準備などなど、大変お世話になっております。
多くの方の支えで出来ている会です。
さて、今回のラインナップはこちら
「海酒」田丸雅智・作
「不意の出来事」吉行淳之介・作
「椰子の実」川上弘美・作
「富士を見て」阿久悠・作
私は、3番目に「椰子の実」を読みました。
川上弘美さんの「はじめての文学」という、
文学の入り口に立つ若い読者のために著者自身が選んだ作品集の中に収録されています。
前振りは以下のようにしました。
この作品のタイトルは、島崎藤村が執筆した詩に、昭和に入って曲が付けられ、
今も歌い継がれている歌「椰子の実」が元になっています。
詞の中にある「孤身(ひとりみ)の 浮寝(うきね)の旅」になぞらえた兄の成長していく姿を、
妹の目線から少しユーモラスに描いた作品です。
全文読んで14分くらい。中には「椰子の実」を歌うところも出てきます。
初めて朗読会で歌う必要のある作品を読みました。
ちょっと音外した気もしますが、妹は音痴であるという設定なので、まぁ大丈夫でしょう。
色々考えた朗読する上でのポイントを本番はクリア出来たように思うのですが、
これから聴き直して確認してみます。
さて、次回は、8月。
鶴見図書館と南図書館です。
私は、鶴見では司会のみ、南は短い作品を読む予定です!