留萌本線恵比島駅(明日萌駅) | YASUBEE's鉄道写真ギャラリー

留萌本線恵比島駅(明日萌駅)

こんにちは。

今日は好天の名古屋です。真夏日ですけどね。

 

さて、写真は留萌本線恵比島駅です。

 

 

遠目には風情のある駅のように見えますが、、。

 

 

左手の駅舎は。NHK連続テレビドラマ「すずらん」の撮影のために建てられた「明日萌驛」(あしもえ)のセットで、本当の駅舎は右手の貨物駅舎です。

 

 

こちらが、本当の駅舎。

テレビドラマ撮影のために、板張りの外装を付け足しています。

 

 

駅舎の中です。

トイレはありません。

 

 

角度を変えて。

 

 

反対側はら入り口を。

 

 

角度を変えて。

 

 

こちらがセットの「明日萌驛」駅舎です。

本格的な建物ですね。

 

 

自転車は、鉄道利用の方の物でしょう。

テレビドラマ終了後は観光地化されて、駅舎内も見学できたようですが、今は閉鎖されている感じです。

1999年の放送から20年余りが経過して、すっかり寂れてしまった印象です。

石狩沼田駅周辺の道路には「明日萌驛」方面という道路標識も残っているのですが、、。

 

 

ガラス越しに中を見ると、乗客のマネキンが一体座っています。

 

 

横から覗いてみると、窓口らしきものも。

左手奥には、駅長さんのようなマネキン1体も座っていました。

 

 

ホームへ出ます。

右手の小屋もドラマのセットの建物です。

 

 

留萌側を望みます。

かつては、 留萠鉄道の発着駅でもあり、広い構内があったようですが、その面影が全くありません。

 

 

草木の向こう側に、 留萠鉄道の本社ビル跡が垣間見えます。

かつてあった屋根は崩れ落ちています。

 

 

セットの駅舎と「明日萌驛」の駅名表示も。

後ろのホーローの駅名表示は「えびしま」ですが。

 

 

セットとは思えない雰囲気です。

 

 

観光地として賑わった頃のポスターも今となっては物悲しいです。

 

 

深川側から駅舎を見ます。

 

 

深川側を望みます。

広い構内の面影はありません。

 

 

左手に見える小屋も、ドラマのセットでした。

 

 

本来の駅名表示です。

 

 

駅から離れてた所から、駅側を望みます。

左手の家は現在も住まわれている感じです。

 

 

駅から、駅前を望みます。

正面に鳥居が見えますが、かつては恵比寿神社があったそうです。

鳥居の横の建物は消防団の建物のようです。

左の建物は、ドラマでは「中村旅館」としてして登場しました。

 

 

馬小屋のセットです。

 

 

駅長官舎のセット。

建物内部の撮影は、東京のスタジオで撮ったそうで、外観だけの建物です。
 
 
「中村旅館」は、元々あった「黒瀬旅館」という本当の旅館を利用したものだそうで、ドラマ撮影地として観光客が来た頃は観光案内所として内部も公開されてたようですが、今は誰も来ないので閉鎖中の模様でした。
ネットで検索すると「中村旅館」の看板があった時の姿が見られました。
 
 
左手に公衆トイレが設けられていますが、入らなかったので今も使用かどうかは分かりません。
 
 
正面から。
観光客で賑わった頃には、土産物店もあったようですが、、、。
 
 
振り返ると、空き地ばかり。
正面には1軒の家がありますが。
 
 
炭鉱があり、留萠鉄道が走った頃には約2万人の沿線人口があったそうですが見る影もありません。
その後、ドラマ撮影地として観光地化し、SL「すずらん」が運転された時期は賑わったでしょうけど、留萌本線の廃線が取り沙汰されている今となっては寂しい限りです。
 
 
駅の反対側から、留萠鉄道の本社跡を見てみました。
 
 
角度を変えてもう一枚。
留萠鉄道があった事を知らなければ単なる廃墟ですが、目に留める事が出来て良かったです。
 
2021年6月15日撮影。
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