今回の車検のゴルフは、2世代前の・・・「R」でも「GTI」でもなく、普通のゴルフ。

しかし・・・

エンジンが普通じゃなかった!

実はこれの1世代前に搭載された時に、ディーラーで試乗しているのですが。


VW  EA111  1.4L TSI

このエンジン・・・

量産車では日産マーチ スーパーターボに次ぐ、2台目?

ターボチャージャー+スーパーチャージャーの、ツインチャージャー・・・ダブル過給機付きです(^∇^)

エンジンフロント側にターボ。


エンジンリア側にスーパーチャージャーが。


写真では分かりにくいので、イラストと図解で。

まずは概念図。

そしてイラスト図

手前がターボ。

このイラストが一番わかりやすいかも。



ターボのアップ。


スーパーチャージャーのアップ。

いわゆるリショルム式(遠心式)になります。

他に容積式のルーツ式とバンケル式があります。



それぞれの役割範囲。緑がターボの受け持ち範囲。

これで、1.4Lの排気量から、170psを発生。

まあ、2.5barというハイプレッシャーではありますが。

乗った感じは・・・

R32に比べて・・・

「あ〜、これでもいいかな〜(^_^;)」

というくらい、俊敏に走ります(^∇^)

低回転から過給が立ち上がり、トルクモリモリ。

ターボにタッチしてもそのトルク感が落ち込まず、高回転まで一気に加速します(^∇^)

加速力自体は冷静に見ると、レクサスの大排気量セダンには「ジワジワ」と離されましたが、普通の速度から、大台までの加速レスポンスが良かったですね。

これは、よくできた7速DSGの影響も大きいですが。

燃費も、私が「普通」に走っても14km/L。

R32の倍以上走りますね(^∇^)

形も、よく見ればまあまあ。


R32の存在意義は?????


間違いなく、現在のダウンサイジングターボ勢に勝る点・・・それは?

「メーカーが作り込んだ」といわれる、「音」のみ!!!(^∇^)