まだまだ自分を必要だと言ってくれる音楽仲間がいるようだ。
カウントダウンで終わりにしたつもりだったけど。
仲間の呼ぶ声が聞こえたら辞め理由が吹き飛んだ。
ギターの秋本は曲が出来たからやろうぜ!!とニヤリと仕事で疲れた顔で笑う。
従兄弟の健一は他に歌う奴なんていないと練習のも来てないみたいだけど俺が復帰するならベースは俺に任せろと言う。胸の中の熱い思いが溢れ出てくるように歌詞が出来上がって行く。
俺がライブで歌うなんて2~3曲なんだけどぶっ飛んだ瞳で睨みつけながら叫ぶ。
心の中に弾丸はまだ有る様だ。引き金を弾くのは自分自身の勇気やパンクスとしての生き方だ。
打ちのめされて立ち上がれなくてもう駄目だと思う事は何度もあったよ。
もう死ぬ事しか考えられない日々も過ごして来た。左手首には無数の傷跡が刻み込まれた。
見上げた夜空に指を鳴らして溢れる想いを隠すように静かに笑う。
今の世の中が狂っているのか?俺が狂っているのか?街角でビラを配る神様に聞いてみようか?
10代のあの時感じた想いは何一つ変わっていないから呼ぶ声が聞こえたら立ち上がるしか答えは無い。44歳でパンクか・・ダサいよな・・でもこれしか出来ないね。
もろくて崩れ落ちそうな時には何時だってパンクを聞いていた。
愛だ恋だ世界に平和をなんて歌えないし作る気も無い。
理由なんて説明する必要も無い。やりたいからやる立派な理由だろ?ごちゃくちゃ御託を並べても意味なんてない。子供達の犯罪も憲法解釈も俺は知らない。誰が悪い訳じゃないし誰かに責任を押し付けるのも違う。今、必要なものは何?今、信じれるもは何?自分をあきらめる前に確かめたい事があるんだ。誰かが作った教科書を真似する必要なんてない。自分で決めれば良いだけど事。泣いても恥かいても関係ねぇなぁ・・しらけた顔で下を向いて歩くよりこぼれ落ちそうな涙が落ちないように上を向いて拳を握り締める。答えなんて必要ないんだよね。人とは違う道 違う世界だけど誰だって同じだ。皆、苦しくて苦い思いをして悔し涙を流しながら頑張っているんだよね。
明日の事なんて知らないけどでも、まだ終わっていないんだ。どこまでも澄んだ空なんて無いけど繋がってると信じたいし信じてる。

笑おうぜ・・
僕は無神論者です。宗教とか神様なんて信じていません。
でも否定はしてないです。必要な人には大切な物なんだろうと思うからね。
我が家は創価学会の家系です。創価学会信者の子供は生まれながら創価学会員になるんです。
物心がつくまでは何とも思っていなかった。親や姉兄の言う事を聞いて仏壇の前に座って勤行を読んでいた。
ある日、会合で大きな会館に連れて行かれて池田大作のビデオを見せられた。映像を見て先生と叫んで泣いてる人が大勢いたのを見て僕は何か違うと違和感を感じた。
それからは仏壇の前に座るのも拒否した。親や姉兄からは殴られ蹴られの虐待が始まった。それでも僕は拒否した。小さいながらにも違うと嫌な物は嫌なんだと拒否してた。中学になる頃に親も諦めたみたいで暴力も無くなった。
そんな家庭に育って誰にも相談せず親や姉兄の暴力にも耐えてきた。
だけど誰も信じない子供だった。僕は何回も家出して家にいるのが嫌だった。
17で家を出てバイトしながら高校と一人暮らし始めた。
やっと終わったと泣いたよ。
でも本当の苦痛がこれから始まった。
寝る時に小さい頃された暴力がフラッシュバックして気が狂いそうだった。
それは45歳になる今でも続いています。毎晩、睡眠薬を飲んで寝ています。忘れられないんだよね。正直、親とか姉兄を殺せば楽になるかなぁと思ったりするけど違うね。
難しい話だけど宗教とか思想は押し付ける物じゃないと思うんだ。
自分で考えて感じて体験してみるもんだと僕は思う。
報告はしてなかったけど実は結婚して嫁さんのお腹には子供がいます。
もうすぐ産まれて来るんだけど今の時代に産まれてくる子供は幸せなのかな?と考える時も多い。
男だったらバイク乗りになってくれたら嬉しい。
駄文で失礼しました。
でも、くだらない事で苦しんでいる人がいると忘れないでください。
また同じだ。代わり映えの無い日常の繰り返しの連続だ。
それは決して悪い事じゃないが窓から見える空に退屈と指で書く日々。
不幸とは思わない。少年の頃、見た夢や希望は変わる事なく続いている。
ただ同じような日常を繰り返して生きてる。
そう例えるなら玉ねぎ。
玉ねぎって皮を被っているよね?放置して置くとボロボロになって剥がれ落ちる。
んで新しい皮が出てくる。問題は古い皮と新鮮な皮は同じ模様なんだよね。また繰り返すだけで新しい事じゃないんだ。
中坊の頃から気づいていたんだ。何時だって何かを変えたいともがき続けて来た。
音楽に夢中になったしアルバイト代が入ると宛も計画もなくバイクに乗り家出を繰り返していた。
事故で障害の有る身体になって自分でも未だに驚いているが結婚して嫁さんのお腹には小さな命を育んでいる。
色々と悩むし考えるよ。正直、辛いと逃げてしまいたいと思う事が多いよ。でも逃げないで生きてる。まぁ基本的に人生なんて辛くて厳しい事の連続ですよね。誰だって同じなんです。
皆がそれぞれの生き方で人生を歩んでいるんですよね。自分だけが不幸なんて勘違いなんですよね。皆が汗を出して悔し涙を流しながら人生を歩んでいるんです。
44歳になる俺が未だにパンクに夢中なんて中坊の俺は、どう思うだろう?
なんだろね・・未だに目に見えない圧力や権力と戦い続けているんだと思う。
勝ち負けとか損した得したじゃなくて違う思いで生きてると思う。
何かを変えたい・・日本?政治?政治家?世界?色んな事があるんだろうけど答えは無いらしい。風の中に答えは無かった。ボブ・ディランのブロウインザウインドウは俺には間違いだったらしい。
深く息を吸い込みブーツを踵を鳴らすと始まりの合図だ。
今年のカウントダウンライブでステージで歌う事を終わりにして新しい目標に向かって歩き出す。バンド仲間は最後なんて言うなと説得の電話やメールも沢山、頂いたけど今年で終わりと決めた思いは変わらない。最後だから44年間の人生を剥き出しにして1曲だけ歌う。悔いのないように最後に笑えるように後悔が残らないように最後に1曲だけ歌います。
そして違う道を歩き出す。変わらない日常って物と戦い続ける。
辛い時こそ笑えるように、そして空を見上げて歩き出そう。