今日は都知事選投票日らしい。
それで、既に期日前投票の出口調査とか各種の勢力調査などで選挙の勝敗はほぼほぼ分かっている。
漏れ伝わってくる情報によると現職の小池さんが勝つのだという。
事前の予想通りの結果。
今回の都知事選は56人も候補者が出ているそうだが、本気で当選しようと考えた候補は何人いたか。
ひょっとすると蓮舫さんや石丸さんとかでも、現職にはかなり分が悪いと承知の上で出ているような気もする。
国政の方ではずっと前から解散風なるものがそよいでいて、総選挙近しという空気の中、蓮舫さんや石丸さんは都知事選でひと盛り上がり作った上で来るべき総選挙で衆院に打って出る計画なのだと、どこかのニュース記事で書いていた。
ここしばらくの間、以前読みかけで挫折した「ホモ・デウス」を読んでいて、今82%くらいまで進んだ。
残り読書時間3時間ほど。
「ホモ・デウス」の中に未来の政治について予想する記述がある。
GoogleみたいなところのAIが、人間の行動の全てをモニターして、嗜好や思想や感情について本人よりもよく知るようになる未来。
その未来では、本人がやりとりするメールやSNS、PCの中身はもちろん、身体に装着した各種センサーから心拍や血圧や血糖値など身体情報の全てを生きている間毎秒記録して、それらのデータを逐一分析し本人より本人の考えていることや次に何をすべきか、GoogleAIの方がよく知っている。
そういう未来では選挙でどの候補に投票するかもGoogleAIの方が本人より正確に分かっている。
本人の選択だとポスターの写真がイケメンだからとか、喋り方がどうとか表面的な情報で投票しがちだが、AIだとより本質的な根拠に基づいて本人が真に投票すべき候補を選べる。
そういう未来が来るのかもしれないし、人間はAIより判断が劣るにしても「投票権」を絶対に手放さないのかもしれない。
AIが「投票権」を握ると、賑やかな祭りとしての都知事選がなくならだろうから、それでは寂しい気もするし。
しかし、わたしとしては次に投票する時はAIにも少し相談してみたい感じがある。
何はともあれ小池都知事の都政がこれからもしばらく続くのだろう。
次は総選挙らしいので、誰に投票するかchatGPTに今から相談しておくことにする。