iPhoneやiPadで文字を打って変換すると、やたらと絵文字が候補に出る問題について。
この問題は、ずっと気になっていたが最近ますますひどくなっているような気もする。
例えば「なく」とタイプして変換する。
なく
泣く
😭
😂
😢
😹
😿
亡く
失く
無く
鳴く
みたいな感じで候補が出る。
この場合「泣く」が正解なら話は早い。
しかし「鳴く」が欲しい時はだいぶ変換ボタンを押さないと「鳴く」がしばらく出てこない。
「なく」の場合はまだマシな方で、ある時「わらう」と打ったらひたすら☺️😀☺️😃・・ ・ 😅と黄色い絵文字が出てきて、その後に「笑う」がやっと出てきた。
一回「笑う」で変換確定すると、次からは「笑う」が上位に出る。
しかししばらくするとiOSの日本語変換は馬鹿に戻って、「笑う」のことを忘れるようだ。
このようなiOSにおける絵文字変換候補出過ぎ問題は、産まれてから今まで、文章をタイプする時に一度も絵文字を使ったことがないわたしにとっては、迷惑以外の何物でもない。
この迷惑を回避するためにネットで「iOS 絵文字 出さない」とかで検索すると、親切な解説記事がいくつか出てくる。
それら解説記事の結論は、
「絵文字候補を出さないようにする機能は、iOSには無い」
ということ。
Apple社はよほど絵文字に執着があるらしい。
それで次善の策として、Googleの日本語変換アプリの「Gboard」を使うことにする。
iPhone(またはiPad)の設定でデフォルトのキーボードを全削除してGboardだけにし、Gboardの設定で絵文字候補を非表示にすると黄色い丸い絵が出なくなる、はず。
指で画面を打つ方式のソフトキーボードだと見事に絵文字が無くなっている。
とても気分が良い。
しかし、Bluetooth接続のハードウェアキーボードでタイプすると、たとえデフォルトのキーボードを削除していても絵文字は出るようだ。
とりあえず1勝1敗。
この問題は、Appleが絵文字候補がたいそう邪魔であることに気付いて、キーボードの設定を少しアップデートしてくれるだけで解決するはず、それだけの問題だ。
Appleの良心を信じてしばらく様子を見てみることにする。