佐渡島1周208kmウルトラ遠足 part-4 | モンゴル8000

モンゴル8000

青年海外協力隊 2009年、モンゴル・ウランバートル赴任。
モンゴルでの日々の格闘日記です。

さてさて、もう気づけば12月なんですね。


昨日、熊谷で久々に献血したら、


「アルコール摂取のしすぎで肝臓が弱っています。このままですと、献血できない血液になってしまう恐れが・・・」


と、ナースさんにいわれたヤスですどもども。



肝臓は、アルコールと疲労物質を分解します。


ですから、むちゃくちゃ長い距離を走ったり、アルコールを大量に摂取したりは、肝臓に悪いです。



しかし、この大会では、


むちゃくちゃ長い距離を走りながら、酒を飲みまくっていました。



レース前日の宴会でもそうでしたが、なんと、今回目指す、中間ポイント、93キロ。



ここでは、栄養ドリンクとして



ビールが出ます。(おお!)




さてさて


モンゴル8000


こーんなトンネルを抜け、ひたすら走ります。



少し疲れが出てきたころです。写真を撮る余裕もなくなってきました。



中間ポイントは、少し街にあり、そこで薬局に入り、ゼリーなどを調達していると、


外では暴走族が暴れたり していました。



そんなこんなで、93キロポイントに無事到着したのは、午後6時少し前くらい。


もう。最後は、


ふろ!ふろ!ふろ!


と唱えながら走ってました。だんだんおかしくなってきます。



モンゴル8000


休憩。

写っているのは、佐渡行きの船で知り合ったAさん。

佐渡島には、4度目の挑戦。


「ああ疲れた」


とか、ふつーに言ってます。



そして!


モンゴル8000


ビール!


風呂上りに一杯です。


この調子で、ほろ酔い気分で走るかー!ということで、午後7時くらいに、次のポイント、128キロ地点へと向かいます。



外は真っ暗。


足は、そろそろ痛い。


足の裏が、ずいぶん痛い。


やめたい。


誰も近くにいない。


しょうがなく、音楽でも聴きながら


ひたすら・・・


走りました。



128キロ地点で、リタイアしよう!と、実は少し思ってました。



しかし、128キロ地点にいたのは、



佐渡島のボランティアのおっさん2人。




これじゃ、リタイアとかいえねえ。


しかも、相当寒い。


走ったほうがあったかい。



暖かいお茶をもらい、おにぎりをたべ、お菓子やバナナをほおばり、128キロポイントを出る。


このとき、午前12時くらい。



しかし、走り出すと、なんだか足が軽やかなのです。



ランナーズハイ!?



なにかが私に降りてきたとしかいいようが無い状態。


そんな確変状態で、午前2時過ぎまで走る走る。


しかし2時過ぎに確変も終わり、


足の裏が痛い。


足の裏が痛くて走れない。



走ったり、止まったて足をいたわったり、の繰り返し。


このころには、キロ7分で走っていたのがだんだん8分になり、9分になり・・・



158キロのエイドを過ぎるころには、キロ10分ペースになっていました。



あと50キロ・・・キロ10分だと・・・


500分!8時間!?


う、うへえ・・・・



158キロエイドを出たのが、たしか6時か5時。


だんだん明けてくる空を眺めながら


「ああ、昨日の今頃も、走ってたなぁ、俺。。。」



と、絶望的な状態。



それでも、もう次はゴールまでエイドが無い!



走るしかありません。






モンゴル8000



ん?飛行機!?



モンゴル8000


映画の撮影があったようです。


モンゴル8000


もうひたすら、走る走る。


モンゴル8000


足が痛い。

モンゴル8000





モンゴル8000

モンゴル8000



残り、あと、、、30キロくらい。



走っている最中は、ケツメイシに癒されていました。