七匹の子ヤギの物語 | 「や」夫婦*goyomi

七匹の子ヤギの物語

あるところにお母さんヤギと、

七匹の子ヤギたちが住んでいました。

ある日、お母さんヤギがいいました。
「用事で出かけてくると。(←九州人かよ!)

  オオカミがいるから、用心するのですよ」
「お母さん、オオカミって、こわいの?」
「そうだよ。」
「あーん、こわいよー」 (←いや。。。何が?


「大丈夫。オオカミはガラガラ声で黒い足をしているから、

 やってきても、わかりますよ」

「はーい」


 子ヤギたちはお母さんヤギを見送ると、

玄関(げんかん)のドアに カギをかけようとしましたが

背が低すぎて 誰もカギを掛けられませんでした


しばらくすると、オオカミがやってきて、玄関の戸をたたきました。
「あけておくれ、お母さんだよ」


「お母さんは、そんな声じゃないよー!」

(ちっ。。。)

そこでオオカミが、やけくそでドアを開けると

なんと カギが掛かってませんでした


「オー、なんてうまそうな子ヤギだ」
子ヤギたちは、急いで隠れましたが
オオカミの前で隠れても意味がありませんでした


「グフフフ。かくれても無駄だぞ。みんなさがして食ってやる」

物覚えの悪いオオカミは

隠れていたのを見ていたはずなのに

子ヤギをわざわざ探して食べてしまいました。

「さすがに六匹も食べると、お腹いっぱいだ」

頭の悪いオオカミは

6以上が数えられなくて

7匹目の子ヤギを見落としたのでした


お母さんは、家の中を見てビックリ。
末っ子が返事をしました。
「お母さん、ここだよ」
時計に挟まれて動けなくなってた末っ子だけ助かりました。

外で寝ているオオカミを見つけたお母さんヤギは、

ハサミでオオカミのおなかを切ってみました。


その瞬間

「いてててて!」

オオカミが目を覚まし

ヤギ一家は オオカミの腹の中で劇的な再会を果たし

消化されました

おしまい

って 世間ではこんな流れですが


本当はもっと怖い話らしい です