先日、寺山修司記念館へ行ってきました。
過去に2度ほど来たことがあります。
正直、何回来てもわかりません。
もともとエグいイメージがあるけど
先入観だけで判断したくないので
本も読んだし、映画も観てみました。
うっすらわかりかけるような気がするけど
底の部分がうすぼんやりな感じ。
いつかわかる日がくるんだろうか。
今回来てみて思ったこと。
わからないことをわからないから、自分と違うから
といって拒否したり否定したりせず
わからないことをわかろうとすることは大事。
だけどわからないということを受け入れて
その中に身をゆだねてみることも時には必要かな。
記念館の中は寺山修司ワールド全開で
なんだか見世物小屋のよう。
一言で表すと「カオス」
いろいろ考えてしまって
無駄に力が入ってたとこもあったけど
このカオスの中に身をゆだねてみたら
なんとなく力が抜けてすっきりしました。
地に足をつけて踏ん張れる気がしてきました。
いや違うな。踏ん張る覚悟ができました。
よっしゃ!
寺山修司記念館の中。
独特な世界観を持つ寺山修司らしく
展示方法も独特。
机の引き出しを引くと、中には寺山修司に関するいろいろなものが入っていてそれを懐中電灯で照らしながら見ていきます。
大好きな三上博史さん。
寺山脚本の映画「草迷宮」がデビュー作。
寺山脚本の映画「草迷宮」がデビュー作。
その他、壁には今までの映画や舞台のポスター
その中には「身毒丸」のポスターが。
今さらだけれど
「身毒丸」観たかった。
もちろん蜷川さん演出で。
となれば本当に今さらなんですがね。
あの狂気と狂気のぶつかり合い、また観たかったな。
それにしても蜷川幸雄さんと白石加代子さんは
最強タッグだと思う。
自分語りになってしまいましたが、最後までおつきあいいただいてありがとうございました。