よしダのブログ -2ページ目

ラグビーの現実

日本選手権決勝1万人ちょっと。
視聴率2%とちょっと。

代表発表会見TVカメラ台数2台。
日本テレビさんが取材にいらしてました、ちょっと見てないのですが、
放送はされたんでしょうか。
でも、カメラ取材をされているだけでも良いなー、個人的にうらやましい。


わがお仕事させていただいている局はカメラ出せませんっていう事で、無し。

TVマスコミの興味はそんなもんです、残念ながら。

で、どうするか、だ(笑)

TVに売り込みかけるいくつかのアイデアを、
うまく形にしたいなぁと考えています。

ちなみに日本選手権決勝観戦者数(簡単に調べられる)
2007 18618人
2008 16117人
2009 11709人
2010 11479人
2011 14477人

極私的トップリーグ改革案

こんなのいかがですか?
実は前につぶやいたんだけど…
無駄話程度に。

トップリーグシーズンは1月末まで。
プレーオフトーナメントは決勝のみ。

そのあと
三地域協会の対抗戦を行う。

スコッドをそれぞれの地域から28人くらい選ぶ。基本はトップリーグプレーヤー。
たとえば関東協会はA、Bの2チーム
(パナ、サントリー、東芝、NEC、リコー、コム、クボタなどを二つに割って)
 
関西協会1チーム
(トヨタ、神戸、近鉄、ヤマハ、ドコモなどから)
 
九州協会1チーム
(コーラ、九電、サニックスなどから)

で、この4チームでH&Aで試合、6週間。
3月の終わりくらいがファイナル。


地域協会にきちんと客呼びをさせる。
大会は冠スポンサーつける。胸スポンサーはなるべくトップリーグチームで。

このスコッドに入ることがステイタスになるように、
で、その先に日本代表スコッド、となるように。

監督もそれぞれきちんとつけて、代表監督へつながるように。
(そこはつながらなくてもよいけど)

色々なチームのファンが集まってくれるんじゃないかな。
トップリーグのチーム数を増やして
ただ大味なゲームが増えるよりは、かなり良いと思うけれど。

これまでの日本選手権は名前でも変えて、この三地域スコッド外のメンバーで。
もう少し競った試合も増えるでしょ。

勝手な思いなので、批判は受け付けません(笑)

違うところ(速報なんで覚えている所)

前監督と違うところは?

チームの作り始めは余り変わらないが、シーズン入ってから
前監督は対戦相手を分析して入念に対策を立てる。
現監督は、分析するが、それよりも自分たちの力を如何に出すかの練習を重視する。
シーズンが深まってからオプションを用意するところと用意せず、精度に拘るところも違う。

そして、選手たちへ「あなた達はラグビーが好きか?」と聴く。
好きならもっとラグビーを見て、名前を覚えて勉強するはずだ、と。
その意識付けが選手達のモチベーション上げて、チームの底上げになり、ベクトルがひとつの方向に向かっているそうです。

チャンスは少ない。

水球日本代表の試合、そこそこ観客が集まったらしい。
自分は現場に行かなかったが、取材に行った同僚から聞いた。
敗れたのに、選手たちは客が入っていることに感激し、泣いて選手もいたらしい。

超マイナースポーツが大会の数日前から一気にマスコミに取り上げられ始める。
緊張。
今まで負けたことのないチームに追い込まれる。
重圧、過緊張。
そして敗戦。

水球にとって26日の試合は立った一度のチャンスだったはず。
超マイナースポーツから、「超」が取れるかもしれなかったのに。

オリンピック最終予選は勝てないのがわかっているから?出ない可能性が高いそうな…

そしてだれも見向きしなくなる。


チャンスは少ない。
それをどう生かすか、流れを変えることはできるか?

女子サッカーはチャンスをつかんだ。


ラグビーは、まだチャンスに恵まれている。

沈み続けるラグビーにやってくるチャンス、
選手の前に、スタッフがそのチャンスを逃すことの無いように。
グランドデザインを描いて。


撮影なし。

秩父宮ラグビー場で現在首位を行くサントリーが試合。
中継はtvkがしてたけど、取材のテレビカメラは何台あった?
つうか、あった?

次期日本代表監督の指揮する試合に取材カメラなし。
これは厳しい。
観客は第一試合で5000人程度、第二試合で6000人程度、これは数字の上での事。

第二試合前にNTTファンが帰り、確実に減った。

相当やばい状況。
協会はどうする?
ただ指をくわえてみているだけか?

いつもの事だけど、プロモーション能力に問題あり。
金がないからできません、ではいつまでたっても同じことを繰り返すだけ。

却下するのが仕事じゃないはず。




15人いるのに

15人いるのに、いつも目で追うのは目立つポジションの選手ばかり。
華やかさの方に目が奪われる。

フィニッシャーはすごいが、
でも、そこに至るまでの下働きした選手をもう少し見なくちゃ、と。

メディアはわかり易い所ばかりをピックアップしがちだから、
きちんとそういうところも。
カラダ張っている姿に、もっと焦点あててみようかと…

人生と一緒。
華やかなところに立ちたい人は沢山、裏方は報われないことも多い。
でも誰かがやらなきゃ成り立たない、それを生き生きとやってる人がいるし。


秩父宮で試合を見ながら、少し考えた。

批判の仕方は…

大学ラグビーでの試合っぷりに批判をした取材者がいました。
「周囲では~といわれていますけど」という言いっぷりに、おぃおぃ…。

持って回った言い方が非常に不快。
さらにその質問の答えが出た後、「自分はそう思ってないけど」って。
じゃあ聞くなよ。

質問者に信念は無いのか、と。
取材者も自分の言葉で、責任もって語らねば。

一致しないもの

必ずしも一致しないもの。

人気と実力。
視聴率と面白さ。
努力と結果。
見た目と中身。
過去の記憶と現在。
内側の評価と外側の評価。
上の評価と下の評価

取材したこと。

取材をしました。デフラグビー。
試合前々日までに予定稿を上げて取材に臨もうと思っていました。

しかし、前日のミーティングで方向性変更。
理由は簡単、熱いから。


これまで何度もラグビーの取材をしてきましたが、
すべての場所で言えることは、熱いってこと。

やっぱりここにもあった。


いまやスマートさが格好いい風になってるけど、
ただ単に熱いってのがいい。

このハートの部分はプロだろうが、アマチュアだろうが変わらない。


テクニックを伝えるならば(自分は)雑誌や専門誌の方々の足元にも及びません。
ラグビー好きな映像表現者としてできる事は、
選手が持っている思いをそこにいるかのように伝える事ぐらい。

勝利は手にできなかったけど、やっぱ取材して良かったです。
ありがとうございました。


ラグビーを見て②

だれか、あまり強くない中学、高校に定期的に教えに行ってくれるラグビーのトップリーガーはいないでしょうか。100人くらい。


昔、取材でこんなことがありました。


一つの高校でチームが作れない合同チームの取材。
ある地域の、合同チームメンバーをトップリーグの選手が指導していました。

楽しそうに練習し、トップリーグ選手のすごさを目の当たりにしたあと
仲良く写真に収まる。

練習はどうだったかの質問に、
「あの選手すごかったです、面白かった」
あのトップリーグの選手結構すごいけど、名前知っている?
「・・・・」
面白さを知っても、選手の名前は知らない。



高校生で花園いける選手はほぼ皆無、
その場にいた子でラグビーを続けるのは、たぶん半分以下。
ラグビーは楽しい。それは大事な大事な一歩。
でも、いつかラグビーのプレーヤーとしての日々から離れる時が来る。
その時に会場に足を運んでくれる人になってほしい。

一度の出会いで大きなインパクト?パッションを与えられるなら良いけど、
現実はそうそうありえないと思う。

やっぱり何度も顔を合わせ、練習に付き合って顔を覚えてもらう、
そうやってラグビー好きの楔を打ち込む事になり、
その人を知ってもらう事が応援したいという気持ちにつながるんじゃないでしょうか。
(知ってる人が試合に出てたらうれしいもん。)


やがてトップリーグの観客に、
8年後の観客につながるんじゃないかと考えるのです。

ポイントは同じところに定期的に行く。教える事ではなくて、一緒に楽しさを感じあう事。

W杯前の壮行試合に1万4000人というさびしい数からそんなことを思いました。
ラグビー場で一生懸命プレーする事だけじゃない、
日本代表でなくても、トップリーグのプレーヤーに出来る事はあるはずです。

どうでしょう(笑)