子ども虐待(西澤哲)の内容は以下のようになっている。
虐待してしまう親の心についても書かれているし、性的虐待が子どもに与える影響についても30ページほど書かれていたので勉強になった。(本当の苦しみは本人にしか分からないが、少しでも知ろうとして、苦しみを想像することができれば、その人たちが嫌な思いをする言葉を使わないように気をつけることができると思う。)
7章のトラウマからの回復については50ページほどだった。この章に関しては、幼い子供の心の回復について書かれていたので、私自身の心の回復に繋がる内容ではなかった。
虐待問題は本当に深刻な状況だ。問題を見て見ぬ振りしていたら子供は殺されてしまう。虐待する親から保護したとしても心の傷は消えない。児童養護施設の職員も足りていない。児童養護施設の職員から子供への虐待もある。里親から里子への性的虐待もある。
虐待をしている親へのケアも必要だ。虐待はいけない、頭では分かっているけど反射的に虐待してしまう。そういう自分を責めて苦しんでいる。
そもそも虐待とは何かを知らない人が多い。家庭だけじゃなく会社でも虐待(パワハラ、セクハラ)はあるし、学校ではイジメだったりアカデミックハラスメントという形の虐待がある。どうにかしたい。けどまずは自分が安定しなければ…
自分の心身が健康でないと人助けはできない。まずは私を精神的に虐待してくる親との関係を断ち切るか距離を置く。