東京新宿「靴は売らない靴屋」西村泰紀です。

痛くなる靴。

その原因を探る方法として、足を観察する、カラダを観察すると言うことを書きました。

今回は、靴を観察することで、痛くなる原因を探る時、観察しているポイントをお話しします。

一番わかりやすいので、まずは靴のシワを見ています。

靴の曲がる位置と指の曲がる位置があっていないと、足が痛くなります。

シワのパターンで、痛くなる場所がわかります。

上から見て



つま先方向に革が押されてできたシワです。

斜めにしたらもうチョットわかりやすいかな?



決定的な写真がこちら



指が曲がる位置が合っていないから、横方向にシワがくっきりついています。

このシワは試着して鏡で横から見れば、簡単に(見慣れてしまえばですかね・・・?)見つけられます。

※ エナメルが一番わかりやすく、スウェードのような起毛素材がわかりにくいです^^

つま先の捨寸(すてすん)と呼ぶ、つま先のゆとりのスキマまで足が滑り込んでいる、とわかります。

そうなれば、小指、薬指、親指の「先」「横」が痛くなるはず。

加えて、指の関節の上にも、タコとか色素沈着があったり、指が縮こまるように曲がっていたり。








この靴は足に対して、「広すぎる・太すぎる」のが、第一原因かな!?

実際にはあまりないけれど、靴が設計してる指の長さより、指が短いということも考えられなくもない。



これだけ、盛大に突っ込んでいる場合、調整してもあまりラクな靴にはならないかな?

それくらい、サイズが合っていない。

でも、バックベルトなので、短時間ならば、何とか履ける靴になる可能性もある。

結論はお客様のご希望次第ってところです。


シワを観察することは、今お持ちの靴を捨てようか、もうすこし下駄箱の肥やしにしておこうか、判断する一つの手がかりになります。


靴の自己診断ができるようになると、失敗が少なります。
今お持ちの靴をあきらめるのか、決断できるようになります。

そのための第一歩は、ご自身の足の本当のサイズを知ることです。
そして、ピッタリの履き感を体感して、それに近づける可能性を探れるようになること。


今の時代、オンラインでお伝えできるのはどこまでなのか、悩ましいところです^^

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