● 三越・伊勢丹の細巾靴

東京・新宿 
「靴は売らない靴屋」 
泰治(やすはる)です

13日から始まっている、“夏のクリアランスセール”をのぞいて来ました

土曜日の19時近く

通路を通れないくらいの人で、溢れかえっています

顔見知りのシューカウンセラーさんも忙しそうで、声をかけることも出来ませんでした

サイズ別の陳列と、ブランド別の陳列が混ざっているので、お気に入り、目的のブランドがないと、探すの大変そう


ところで、三越・伊勢丹のオリジナル靴ブランド、Number Twenty One(ナンバー・トゥエンティワン)の中で、INAOCO(アイ・エヌ・エー)に、カカトの小さな、細身のモデル(C幅くらい)があります

セールの棚にあったのは、8センチ位の太ヒールと7センチのウェッジヒール

並んでいる靴の中で、つま先が明らかに狭い靴

「細い」とひと目でわかっていただけると思いますです

カカトも、手の平で握る分かるのですが、他のブランドの靴と比べると、「細いっ!、小さい!!」

作りの確かな靴の証、カウンター(靴の踵から指の付け根手前までに、芯が入っている、硬い靴)がしっかりしています

カウンターが硬いと、「痛くなりそう」と敬遠する方が多いのですが、ホントウは逆です

ここがシッカリしていないと、足が崩れてしまうのです

セール棚の中から見つけるのは大変だと思いますが、何を履いてもカカトが抜ける方、足幅が広いけど、高さがない薄い方、この靴はお試しする価値があります

カカトが小さい、幅は広がっているけど、高さがない、薄い足の方、それに気がついていない方がとても多いこと

そんな実態をINAOCO(アイ・エヌ・エー)のデザイナーさんが、店頭で接客しながら、気が付き、シューカウンセラーさんたちの意見も取り入れ、デザインに生かした商品を作ったのだそうです(よくお話するシューカウンセラーからの情報です)

以前にも書いたのですが、シューフィット・神戸屋の「目からウロコの靴選びアドバイス」で、ご紹介することがとても多くなった靴です

ちなみに、INAOCO(アイ・エヌ・エー)全部が細いモデルではありません

普通のモデルもありますので、カカトを握り比べてください

明らかに大きさが違います

細いモデルは、足幅Cくらいです

まだお試しになっていない方は、ぜひ!!


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