● もしもし、今ニューヨークなんですが、チョットいいですか？
東京新宿
「靴は売らない靴屋」
やすはる です
時々、お客さまから「チョットいいですか？」コールをいただくことがあります
靴屋の店頭で、靴選びに迷いに迷って、「教えてコール」をくださるのです
「今、２２．５と２３．０、履き比べているんですけど、どっちがいいのか判らなくなっちゃって・・・・」
正しい足のサイズを測ると、ほとんどの場合が、思っていたより足が小さいので、ビックリ！！される方が多いです
ご自身で思ってもいないサイズを告げられて、ちょっとパニック
そして、痛くて履けない＝小さいと思っていた靴が、足の状態に合わせて中敷調整すると、足にぴったりした、履ける靴になる
前滑りして、指先が痛くなる靴の中敷きを調整して、前滑りを押さえた途端に、カカトが抜ける、大きなに靴になってしまう、なんてことも良くあります
そんな、靴の変化にもビックリ
足の裏にあるべき、３つのアーチをきちんと支持すると、足が立体的になり、長さ、幅ともに１サイズ位小さくなってしまうことが原因です
そのため、靴選びのアドバイスをさせていただくとき、“中敷調整させていただくことを前提にするならば、指の付け根が少しくらいきつい靴を選んできてください”と、強くおススメしています
つい先日、お越しいただいたお客さまは、足幅が狭く、指が長めの常連さま
これまでに、色々な幅狭靴をお試しになり、なかなか合う靴がなく、スニーカーをお履きのことが多いお客さまです
「私の足に合うパンプス、どこで買えますか？」というご質問に、「指が長い欧米人向けの木型がそろっている、有名インポートブランドの、ニューヨーク店か、パリ店、あとはそれぞれのお店の本店じゃないですか？」とお答えしました
「あっ！、明日からニューヨークなんで、靴を探しにいく時間を作って、探してみます」
そして、今日のお電話
「もしもし、先日おじゃました○○ですが、今ニューヨークなんですが、チョットいいですか？」
「へっ！！、・・・・・ハイハイ、どうしました？？」
「実は、今日△△へ靴見に行ったんですが、迷っちゃって・・・・」
あれ？今現地何時だっけ？
「今、そちら何時でしたっけ？」
「朝の６時前です！お話できてよかったです！！」
こちらこそ恐縮です
本当に足に合う靴を探すのは大変です
特に、幅が狭く、指が長めの方にとって、日本国内ではほぼ絶望的に思えるほど
お買いになった靴を拝見したい、と楽しみにしています
ところで、電話でのご相談は基本的にお受けしていません！！
たまたま、お話しできるタイミングでお電話いただいた、常連さま＝お足の様子が判っているお客さまだけに、お応えできることがある、無料サービスです
それでも靴選びに自信がない方には、お買い物同行ツアーがおススメです
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