東京新宿
靴の中敷き調整専門店
「靴は売らない靴屋」
たいき です
細くて薄い足のお客さまのご来店が増えています。
多くの方が、足の筋肉が少ないように思います。
運動不足なのか、生まれ持った特徴なのか、??
答えは解りません。
しかし、全体にスリムな方、特に手の甲も薄い、骨ばった方が多いように思います。
足の筋肉が少ないため、“靴につかまることができない” そんな印象を持っています。
そのためなのか、足の裏のバランスが崩れてしまい、あちこちにバンドエイドなど、絆創膏を貼って靴を履いていたお客さまの足裏の様子です。
特に左足の崩れが原因なのか、痛みや靴ヅレがひどい状態でした。
そこで、おススメしたことが3つ。
1.中敷調整して、足の3つのアーチを支えられる靴をできるだけ履いていただきたい
2.テーピングで足の指が使えるように整えませんか?
3.五本指のストッキングがおススメです!!
調整させていただいた靴は、セルジオ・ロッシ。
ヒールは7センチ
ラウンド・トゥのプレーンパンプス
同じ木型のエナメルとスムース
お客様は、足が細くて薄くて、ヒールの高い靴はどうかな?と思ったのですが、アーチが切りあがって、指が長いお足。
日本人向けの木型は、とても無理と判断して、いくつかおススメしたヨーロッパ製の靴の中で、これならば、と選んでこられた靴でした。
それから3ヶ月、
お客様は、
・ できるだけ調整した靴を履いてたけど、会社では楽な靴に履き替えていました。
・ テーピングは毎日やっていた。
・ 5本指のストッキングをいつもはいていた、とのことです。
その結果、足裏の様子がすっかり変わっています。
内反小趾はまだかなり残っていますが、足裏全体のバランスが大きく変わりました。
左右の足裏の接地面積の差が、大きく改善しています。
前後のバランスも、極端なつま先荷重から、カカトへ体重が乗っています。
何よりも、指が使えるようになってことが大きいと思います。
お客さまには本当にお忙しい中、何度も再調整にお越しいただき、大変なご負担をかけてしまいました。
足はドンドン変化します。
これからも、再調整が必要になるかもしれません。
今回は、ブーツの調整をさせていただいたのですが、またさらに変化すると期待しています。