仕事をしていると、ときどき自分の想像を超える
役割を任されることがあります。
もちろん、信頼してもらえていることはありがたい。
でも、その一方で心のどこかに不安もあります。
「本当に自分に務まるのだろうか」
そんな気持ちになることがあります。
今回、私が向き合うことになったのは、
多くの人が関わる取り組みです。
一人で完結する仕事ではありません。
それぞれに立場があり、考え方があり、
優先したいことも違います。
だからこそ、一つひとつの意見を尊重しながら
方向性をまとめていく必要があります。
自分だけが頑張れば解決する話ではなく、
多くの人の協力があって初めて前に進む仕事です。
その難しさを考えると、
不安を感じるのも自然なことなのかもしれません。
目指すゴール自体は明確です。
けれど、
本当の意味でのゴールはもっと先にあります。
形として何かが完成したり、
予定どおり進んだりするだけでは十分ではありません。
その結果として、
現場で働く人たちの負担が少しでも軽くなること。
利用する人たちにとって価値のあるものになること。
そして組織として良い成果につながること。
そこまでたどり着いて初めて、
本当の意味でのゴールだと思っています。
だから簡単ではありません。
進め方も一つではありませんし、
途中で想定外の課題が出てくるかもしれません。
目指すゴールは見えています。
ただ、そこへ向かう道筋が
すべて見えているわけではありません。
だから不安はあります。
でも、不安だからといって
立ち止まっていても何も始まりません。
完璧な答えを見つけてから動くのではなく、
まずはできることから進めていく。
関わる人たちの声を聞きながら、
一歩ずつ前に進んでいく。
今の自分にできるのは、
それなのだと思っています。
大切なのは、不安があることではなく、
不安によって足を止めてしまわないこと。
だから今日も、目の前のことに向き合う。
今日やれる小さな一歩を積み重ねる。
今の私にできるのは、それだけです。
そして、それで十分なのだと思っています。