こんにちは!
(株)ヒューマン・ナレッヂの前田です!
今回は、
「危険はいつも隣り合わせ」についてです。
皆さんは危険を伴う会社と言うと、どんな業種(仕事)を思い浮かべるでしょうか?
こう質問すると、少し古いが昔言われていた3K(きつい・汚い・危険)を、思い浮かべた人もいるのではないでしょうか。
余談ですが、新3Kというものも・・・
新3Kとは、「きつい」「帰れない」「給料が安い」というらしいですね。
それ以外でも「かっこ悪い」「休暇がない」などのバリエーションもあるようですが・・・
危険そうな、と言っても倒産しそうな会社ではなく、怪我をしそうな会社では、建設業・土木業・製造業・漁業と答える人もいると思います。
細かく上げればきりがありませんが、日本だけではなく海外でも、危険と隣り合わせで頑張っている方々は大勢います。
しかし、思い浮かばない業種で働かれている人達にも、危険は付きまとっています。
例えば、営業職では車移動の人も多いと思います。
車は特に、自分が気を付けていても相手からぶつけられる場合もありますよね。
多分、関係ないと考えている事務職の「あなた」。
貴方だって危険が降りかかることは十分にありえるのですよ。
些細な事かもしれませんが、事務職でよくあることは、「紙で手を切る」などは、ほとんどの方が経験されているのではないですか。
そう考えると、仕事をしている皆さんにとって、安全に守られている環境で仕事が出来ている場所は、無いに等しいぐらい少ないのです。
会社の安全について、建設業や製造業、または安全を強調しなければならない業種の会社は、社内外において安全委員があったり、安全会議に参加されたりと、仕事の安全に関してうるさい程注視しています。
私が訪問した会社には、必ず安全についてうるさいぐらい話をしています。
仕事場で、事故が起きてしまう・・・
大きな事故については、ニュースで見ることもあります。
ニュースで報道されるぐらいの大きな事故の場合、「事故調査委員が詳細を調べている」などの言葉を耳にしたことがあると思います。
人の生死にかかわる事故については、現場検証し再発させないための防止策まで話し合いがされています。
大きな事故ではなくても当然、事故防止対策の話はしていると思いますが。
職場で仕事中に起こってしまった事故については、殆どの会社は再発しない様に、事故防止対策について話し合います。
しかし・・・
意外と危険を伴う職場であっても、「いつもの仕事」「いつもの環境」では対策が出来ていない会社も多いのが現状です。
「今まで、一度も事故を起こしたことはない」と胸を張って言う人もいますが、私が訪問し診た職場でも「ここは危ないな」と感じる所は多く点在します。
ただ、そこで働く人は「いつもの場所」であり事故がなければ危ないと感じていません。
中には、「危険はわかるが面倒だから変えたくない」なんていう人もいるくらいです。
そう言う人は少ないですが、要注意人物ですね。
自分は気を付けるが、他は関係ないと言い切っている様に聞こえてしまいます。
現状は、自分しか作業しない場所であっても、その本人が病気になったり怪我をして休んだ場合、会社の仲間がその仕事を引き継いで作業をしなければならない状況だって考えられますよね。
引き継いだ人が事故にあってしまったら?
会社で与えられた職場環境は、個人の私物ではありません。
いつでも引き継げる事も考えて、仕事はしなければなりません。
そのための事故防止対策なのですから。
自分一人よがりは、絶対に止めてもらいたいです。
それこそ意外なのは、会社全体として自然災害の対策がされていない会社(職場)が多い事に驚きます。
近年で言えば、記憶にも新しい東日本大震災。
私も幼少のころ仙台に住んでいた経験があります。
まさに津波で流されていく映像には、父親と釣りをしに行った防波堤から、イナゴを取りに行った田んぼと、遊び場所だった所が一気に波で覆われていきました・・・
ショックとしか言いようがない光景でした。
ご覧になった方も多いはずです。
多いはずなのに、自分の所は大丈夫ということなのでしょうか?
災害が他人事になってしまっているのか・・・
今の日本では、いつどこで災害が起こるか分かりません。
日本ばかりか世界でも同じですよね。
地震や津波以外にも、火山の噴火、異常気象による台風、大雨よる土砂崩れなど自然災害も様々であり、色々な場面を考えた対策を取る必要があるのです。
会社として、起こってしまった事故だけではなく、勤務中に起こりうる自然災害についても、安全対策の一つとして話し合ってください。
避難場所や対策については、全職員がしっかりと頭に残る様に徹底的に周知しなければなりません。
人の命ほど、大切なものはないのですから。
最後までお読みいただき有り難うございます。
次回も宜しくお願い致します。
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