弾丸神社巡りを経て
ワークショップを受けてきました。
土曜の午後から夜までと
日曜の朝から夕方まで。



2日間のワークショップって久々。
マスターのとき以来かな。



そのワークショップとは



ソース=人生の源


「あなたの人生の源は
ワクワクすることにある」


要するに
ワクワクすることをやろう!
という内容。

8月の終わりにこの本に出会ったのですが
とても面白くって共感して!
読んでるうちにまさにワクワクしてきたんです。



で、ワークショップにぜひ参加したい!
と思ったので探してみたんです。



何人かの講師の方がやっていて
大阪や東京でも開催されてました。



でも私がピンときたのは
安藤理さんという講師の方。
この人から受けたい!と思った。



が、しかし
安藤さんのワークショップは
八ヶ岳でしかやってない。



いくら調べてみても
島根から八ヶ岳までの道のりは
果てしなく遠い。



しかも1か月以上先になる。
違う講師の方の開催される
大阪か東京のものならすぐに受けられる。



どうしよう…と迷ったものの
こういうのって絶対講師選びが大事だと
経験上分かっている。



なので、決めた。
とにかく決めた。



私は八ヶ岳の安藤さんの
このワークショップを受けるのだ。



そうだ、出来れば観光もしよう。
たまにはひとり旅も楽しいかもしれない。



でも、そんなに長く家を空けることも
なんとなく夫に申し訳ない気もした。




だから夫に聞いてみた。



「金曜から日曜まで名古屋と八ヶ岳に行こうと思う。
帰りはサンライズで帰るつもりだから
月曜日の朝に帰ってくることになる。
せっかくだから八ヶ岳の観光もしようと思うから
ひょっとしたら帰るのは火曜になるかも」



そう言うと夫は寂しそうだった。
素直に寂しいと言ってくれたことが
案外嬉しかった(笑)



そこで
「じゃあやっぱり最速で帰って来ようか」
と頭をよぎる。



でもほんとに観光がしたいか
今はなんとも分からない。
だから行ってみてから決めようと思った。



改めて夫にそう伝えると
「うん、分かった」と案外あっさりしていた。








まず名古屋行きの飛行機だけ買った。
金曜の宿も予約した。



私を呼んでくださってる
名古屋の神社にも
その時行くと決めた。



土曜の夜は
安藤さんがペンションを手配してくださる。



名古屋から小淵沢まではJRで行けるし
当日切符を買えば良い。



名古屋の神社で
どれくらい時間がかかるか分からないし…







計画性を捨てて飛び込んでみた。












当日は13:30に小淵沢駅集合。



駅の改札で
「ソース」を手に持つ安藤さんを見つけ
「初めましてー!」と駆け寄る。



安藤さんはなんだかとても
穏やかそうな方。



参加者は私を入れて4人。
岐阜から参加の男性と
東京から参加の親子の方。



安藤さんの車に乗せてもらい
ワークショップをする安藤さんのご自宅へ。



森の奥にポツンと建ったログハウス。



虫の声と風の音以外
何にも聴こえないような大自然の中で
ワークショップは始まったのでした。



私は最近思っていました。



もし私が今何かセミナー的なものをやるなら
マイナスをゼロにする内容ではなく
ゼロをプラスにしていくようなものがやりたい。



心の癒しはだいぶやってきて
さあ、これから何しよう!?と
その一歩を踏み出す人の方向性を考えたり
背中を押せるようなものがやりたいと思った。




そして何よりそれが今必要なのは
私なんだと思いました。



やりたいことは漠然とある。
でもほんとにそれなんだろうか。
何か見落としてないだろうか。



2日間かけて
私の本音を探そうと思いました。



きっとこのソースワークショップでなら
見つかる気がしたのです。




ワークショップはゆったりと進んでいきました。



内容はここには書けないけれど
心屋マスターコースでも
似たようなことをやりました。



子供の頃好きだったこと
これまで出逢った好きな人の特徴など
とにかくいろんな質問に答える。



それをペアでシェアしながら
またいろんなことを思い出していく。



本を読んでやるのもいいけど、
誰かに話すことで出てくるものがあるんですよね。



ワークショップやセミナーに
参加したことがある人は分かりますよね。



家で一人でやるのには限界があるし
途中で家事や仕事に気を取られて
どこかでブレーキがかかってしまう。



お金と時間をかけることが
必要なときもある。









今回の参加者は
営業マンの男性
主婦の方
主婦の方の大学生の娘さん
という面白いメンバー。

普段の生活では
ずぇっったい出逢えない人。



心屋をよく知ってる人さえいない。
共通の友人はもちろんいない。



そんな人たちなのに
ソースと安藤さんを通じてここで出逢い
いきなり核心に触れる話をする。



話しながら自分の本音が出てきて
驚いたり、戸惑ったり、恐れが出てきたり。



その心の揺らぎがなんとも面白く
気持ちが良かった。



私はそういうのが大好きなんだなって
改めて気づきました。



私がシェア会やセミナー
スクールを開催してきたのは
そういう場を提供したいと思ったのもあった。
それが私の好きなことだから。



心の話を取り扱ってる「場」って
独特の雰囲気があるじゃないですか。



誰も自分を責めたりしないし
自分も変に気を遣わないでいられる。
不思議と連帯感も生まれる。



久々にこういうガッツリ系のワークショップで
「あーこういうのやっぱ好きだわ〜!」
と思いました。



安藤さんの穏やかな人柄のおかげでもあるし
参加者の皆さんの人柄の良さもあったし
私自身、拗ねみたいなものが出てこなかった。



安藤さんは、元々サラリーマンだった。
でもご自身が心身に問題を抱え
それを解決するために色々チャレンジして
ソースのワークショップに出会われた。



そしてそこで「これだ!」と思って
脱サラして講師になる道を進まれたんだそう。



最初は都会でやってたこのワークショップ。
ご自宅を八ヶ岳に移され
そこで開催してみたら人が集まってくれて
今はご自宅で開催するのが定番になったそうです。



自分がワクワクすることを
ワクワクするやり方でやる。



それを実践されている安藤さんだから
言葉に説得力があるんですよね。




楽しいとはいえ
久しぶりに脳みそをフルで使って
ヘトヘトになりました。



でもやっぱり楽しくて楽しくて
話が盛り上がって
休憩時間が伸びる伸びる(笑)



でも安藤さんが
ちゃんと時間通りに進行してくれる。



おかげで私たちは安心して
取り組むことが出来ました。



1日目は夕食をはさんで
21:00までワークをしました。




そしてペンションまで送ってもらい
速攻で寝る支度をする。



私は中々寝付けなかった…興奮してたのかな。


朝起きて身支度を済ませ外に出ていたら
参加者の親子連れのお母さんと娘さんが
「富士山見えるよ!」と教えてくれた。


影絵みたいだけど
とても綺麗な富士山の形に感動!



朝食のときも参加者同士
これまで辿ってきた人生のことを
誰からともなく話す。

船に乗っていたこと
茶道を習っていること
カウンセラーをしてたこと



私のことを話していると
「いろんなことしてきたんですね!」と言われて
確かに私っていろんなことしてきたなー!と
自分の行動力を褒めたくなりました。



そして話しながら
私の心の奥にしまってたものが
溢れてくるのが分かった。



私は私のことが大好きで
時に泥まみれになりながらも
この人生を楽しんで来たんだなあと。


朝食が終わると
安藤さんが迎えに来てくださった。



安藤さんが学校の先生みたいに見えて
「修学旅行みたいですね」と
参加者さんたちと笑った。

安藤さんの自宅に向かう道すがら
車を止めてステキな景色を見せてくださった。



「あれが八ヶ岳で、あれは南アルプスです」
穏やかに教えてくれる安藤さん。



聞いてるようで聞いてない私は
聞いた直後から「あれどっちがどっち?」となる。


「話をちゃんと聞いてないって
夫に叱られたんですよね」と話すと


「聞いたことで安心しちゃうことってありますからね」
とよくあることだと慰めてくださった(笑)


お昼は近くの新宿区民施設でランチ。





2日目は質問される内容も
核心に迫るものになっていった。



安藤さんと参加者さんたちとの
連帯感みたいなものを感じながら
自分の中に眠っていた答えを
丁寧に聴いていく。



そして最後の最後に
「ワクワクの地図」が完成する。



それを見たとき
そうだったのかー!!という驚きもあり
やっぱりこれがやりたいんだね、と思いました。



涙が出てくるわけでもなく
恐れが出てくるでもなく
じんわりと「そうかそうか」と感動した。



心の中でバラバラに存在していた
私の中のワクワクの種たちが
それぞれの居場所を見つけ
お互いに関連性を見つけて線で繋がった。









そしてその地図を見た途端
やっぱりすぐに帰りたくなった。



早く夫に会って話したい。



観光なら夫と一緒にしたい。
2人で同じ景色を眺めたい。
思い出の中に2人でいたい。



あの人は私の魂の伴侶なのだ。



悔しい気もするけれど
もう私は一人だけじゃ
満足出来ない人間になってしまったのだ。




迷っていることは
なるべくその場で決めないようにしている。



何故迷っているのか
何が怖いのか
自分と対話してみる。



それでも決められないときは
決められない自分を受け入れる。



そして直前の自分の意思を尊重する。



そう決めておくと
突然降ってきた気持ちも
認めて行動に移すことができる。



出来なかったとき
後悔することはもちろんあるけど
それならまたやればいい。



それは夫との生活が教えてくれた教訓。



ということで、小淵沢駅で解散した後
みどりの窓口で速攻で切符を買った。



「東京経由でサンライズの切符、
ここで買えますか?」



駅員さんは初めてのことだったのか
上司に確認しながら切符を手配してくれた。


いつも予約の取りにくいサンライズは
ちゃんと私の席を用意していてくれた。

電車に乗り込んで
買った弁当も食べずに爆睡した。



うさのときょん太もクタクタ。

この旅で、甘えん坊のうさのは
きょん太という弟のお世話をすることで
自分のことを「おねいちゃん」と自覚し始めた。

その頃うさこは
永平寺で買った座布の上で
斬新な坐禅法を発見していた(夫談)


起きたらもう岡山を走っていてもう一度寝た。
なんだかものすごく疲れていた。
でも心地良い疲れ。


松江に向かっていることが嬉しくてたまらない。


歯を磨いて外をぼーっと眺める。

車窓から見える風景の中で
一際存在感を放つ彼岸花。
秋だなぁ。



帰りはタクシーじゃなく市営バスに乗ってみた。


帰ってくると
夫は仕事で居なかったけど
「あぁ、ここが私のすみかなのだ」と
幸せな気持ちになった。



そうして安心した気持ちで
ソファに横になってまた爆睡。



起きて風呂に入り
髪を乾かし終わった頃に
夫からのカエルコール。



旅行の間は一度も話してないから
久々の夫の声だった。



その声が心地良くて
また「あー幸せだなあ」と思った。



そして近所の喫茶店で夕食をとり
ワークショップのこと
名古屋での出来事
てんやわんやの旅だったことを
夫に話した。



「何故スニーカーで行かなかったんだ」と
夫は笑いながら呆れていた。



こうして失敗談を
笑って聴いてくれる人がいるって幸せだ。









ワクワクを思い出すワークショップ。



今、何かに悩んでいる人。
やりたいことがあるけど
どう動き出せばいいのか分からない人。
そもそもワクワクって何?という人。



そんな人にとってもおすすめです。



同じような気持ちでいる人と
出会って話せることも
かなり楽しいと思います。



私のおすすめの安藤さんのHPはこちら



私のワクワクについては
また次回書きますね。


読んでくださってありがとうございます😊