モヤモヤすること1年。
 
 
ずっと思ってました。
 
 
大好きで優しい夫がいる。
 
 
家族とも仲が良い。
 
 
気の置けない友達もいる。
 
 
仕事も遊びもやりたいことをやってきた。
 
 
そこで沢山素敵な出会いがあった。
 
 
 
 
 
こんなに恵まれているのに
 
 
何故モヤモヤするのか。
 
 
そんな自分にどこか苛立っていたんです。
 
 
 
 
 
今思えば、私は方向性を見失って苦しんでたし
 
 
それは決して悪いことでもなく
 
 
人生の節目ふしめで
 
 
自然に起きることだと思うのだけど。
 
 
でもそういう時ってすぐに客観視できない。
 
 
そのモヤモヤを消そうとして
 
 
余計モヤモヤに飲み込まれる事態になった。
 
 
そうしてるうちにエネルギーがなくなって
 
 
一度ネットから離れた。
 
 
そして、日々の静かな生活の中で
 
 
ゆっくり自分と話しながら
 
 
殻にこもっていました。
 
 
 
 
 
 
 
その殻を脱ぐことになった最初のきっかけは
 
 
先月中旬の夫との大喧嘩でした。
 
 
 
 
 
その頃、夫の出張が続いてたんです。
 
 
けど私は夫と話し合って決めたいことが
 
 
沢山あったんです。
 
 
ソファやラグを買い替えたいし
 
 
これからのことも話し合いたい。
 
 
2人の将来についても
 
 
話し合っておきたいと思ってたんです。
 
 
私は来年40歳になるし
 
 
これまで2人とも流れに身を任せてきたから
 
 
ちゃんと話し合って決めなくちゃって。
 
 
 
 
 
 
でもそんな時に限って
 
 
夫は仕事でとても疲れてる時期で
 
 
ゆっくり話せる週末には出張や仕事でいない。
 
 
段々それに苛立ってきてしまい
 
 
私が爆発した日があったのです。
 
 
 
 
 
その喧嘩の言い合いのとき夫が言った言葉。
 
 
「縛られたくない」
 
 
「つまらない生活だ」
 
 
 
 
これを聞いたときほんとにショックで
 
 
もう離婚が頭をよぎりました。
 
 
縛ってるつもりなんか無かった。
 
 
ただ、もう少し意思の疎通をしてほしかった。
 
 
生活も私なりに整えようと努力している。
 
 
楽しく暮らせるように色々考えてた。
 
 
それなのにそんなこと言うの!?
 
 
腹が立って腹が立って
 
 
「あなたが思考停止してるだけじゃない」
 
 
「問題を先送りしないでよ」
 
 
「つまらないのは自分のせいでしょ」
 
 
と思って、ブチ切れました。
 
 
 
 
 
 
言い合いのあと
 
 
丸一日顔も合わせずに過ごしました。
 
 
そんな1日が過ぎて
 
 
夫が仕事に行ったあとに
 
 
久々にぢんさんの動画を観ました。
 
 
ぢんさんのブログさえほとんど読んでなかったから
 
 
ほんとに久しぶりに心屋に触れた。



 
 
この2つの動画を観ながら思いました。
 
 
あー、あれは私の言いたいことなんだなぁ。
 
 
夫が言った、
 
 
「つまらない」「縛られたくない」は
 
 
そのまんま私の気持ちだったなぁ、と。
 
 
 
 
 
「思考停止」なのも私のことで
 
 
ふと浮かんだやりたいことを閉じ込めて
 
 
「私は恵まれてるんだから」と
 
 
現状に無理矢理満足しようとして
 
 
自分で決めるのが怖いから
 
 
夫に寄りかかって
 
 
殻から飛び出そうとしない、
 
 
腹をくくれずに
 
 
自分を縛ってる自分を
 
 
夫に投影して苛立っていたのです。
 
 
 
 
 
 
夫は覚悟してるんです。
 
 
いちいち決めるんじゃなくて
 
 
自然な流れを受け入れて生きることを。
 
 
それこそが私たちの結婚生活なのだと。
 
 
思考停止して覚悟してないのは
 
 
私だったんです。
 
 
 
 
 
 
そう気づくとなんだか揉めてることが
 
 
アホらしくなってきました。
 
 
私のひとり芝居じゃないかと気づいて(笑)
 
 
 
 
 
 
夜、夫がカエルコールもせずに(喧嘩中だからね)
 
 
ガチャッと玄関の扉を開けて帰ってきた時
 
 
「おかえり〜」と明るい声で言い
 
 
おかえりのハグをしました。
 
 
夫は内心さぞ驚いてたことでしょう(笑)
 
 
いきなり私の機嫌が良くなってて(笑)
 
 
それが出来たのは
 
 
私が私と仲直り出来たからでしょうね。
 
 
 
 
 
すると夫は私を抱きしめながら
 
 
「ごめん」とぽつりと言いました。
 
 
私はそれを聴いてわんわん泣いた。
 
 
夫はただただ頭を撫でてくれました。
 
 
だからもう思う存分泣きました。
 
 
 
 
そうして喧嘩が終わったわけだけど
 
 
今回の喧嘩でしみじみ思いました。
 
 
夫の言う文句はいちいち
 
 
私が私に思ってる不満だなあと。
 
 
もはや夫は関係ないんですよね。
 
 
夫婦喧嘩って
 
 
自分の中の闘いがそこに現れるだけ。
 
 
すごく身に沁みました。
 
 
やっぱり現実は自分が創ってる。
 
 
そう思いました。
 
 
 
 
 
 
専業主婦でいいじゃない。
 
 
このままブログもやめて
 
 
ただの私で生きていくのもいいじゃない。
 
 
これで十分幸せじゃない。
 
 
そう思ってたんだけど
 
 
そんなの真っ赤な嘘でした。
 
 
 
 
 
私はもっといろんな体験がしたい。
 
 
バカバカしいと言われようと
 
 
そんなの何になるのと言われようと
 
 
何の成果もなく
 
 
お金にもならず
 
 
誰のためにもならなくても
 
 
それでもいいから
 
 
ピンときたことをやって生きたい。
 
 
いろんなものを自分に見せてあげたい。
 
 
 
 
 
 
「私は恵まれてるんだから」
 
 
「これ以上望むなんて贅沢だ」
 
 
「夫を悲しませたくない」
 
 
なんて言い訳せずに。
 
 
そう、もう言い訳はやめた。
 
 
 
 
 
子供の頃の悲しみも
 
 
そこで出来た思い癖も
 
 
まだまだある恐れの感情も
 
 
それを言い訳にしたくない。
 
 
 
 
 
 
皆さんはどうですか。
 
 
 
 
 
 
 
この記事書きながら頭に浮かんだ曲↓
 
この曲がKinKi Kidsと吉田拓郎さんによって
 
 
リリースされたのは1998年。
 
 
初めて聴いた10代後半のとき
 
 
何かがこみ上げてきて泣いたのを覚えてる。
 
 
その頃私は自己否定の塊で
 
 
でも楽しいこともそれなりにあって
 
 
かなり混沌としていたんだけど
 
 
この曲を聴いたときに思ったんですよね。
 
 
「全部抱きしめて生きていこう!」って。
 
 
悲しかったことも、苦しかったことも、
 
 
怖かったことも、傷ついたことも
 
 
全部抱きしめちゃえばいいんだ!って。
 
 
この曲の「君」って自分のことだなって。
 
 
「全部抱きしめて君と歩いていこう」って
 
 
つまり、
 
 
「全部抱きしめて私と歩いていこう」
 
 
ということなんじゃないかって。
 
 
この歌詞の「君」は
 
 
「私」なんじゃないかって。
 
 
そう思って聴いてると泣けたんですよね。
 
 
 
 
 
 
 
今ふとこの曲が頭に浮かんだということは
 
 
あの日の私が、今の私に
 
 
伝えたいメッセージなのかもしれませんね。
 
 
今聴いてみても胸が熱くなるし
 
 
なんだかワクワクする!!
 
 
 
 
 
喜びも悲しみも何もかも
 
 
捨てることなんかないんだよ。
 
 
どんな自分も
 
 
全部抱きしめて進んで行け!って。
 
 
 
18歳の私
 
 

吉田拓郎もいるバージョン貼っとくから!!(笑)
 
私と似たような感じの人は聴いてみてね。
 
 

歌:KinKi Kids

作詞:康珍化

作曲:吉田拓郎

きみのすべてを ぼくの自由にしたくて
ずっと大切にしていたわけじゃない
だからなにも 信じられなくなっても
ぼくを試したりしなくて いいんだよ

いいさ 落ち込んでだれかを傷つけたいなら
迷うことなく ぼくを選べばいい
さびしさの嵐のあとで
きみの笑顔を さがしてあげるよ

きみがいたから 勇気を覚えて
知らない場所も 目をつぶって走れた
きみのために できることを
あれからずっと 探してる

全部だきしめて きみと歩いて行こう
きみが泣くのなら きみの涙まで
全部だきしめて きみと歩いて行こう
君が笑うなら きみの笑顔まで

ひとりになるのは 誰だって恐いから
つまづいた夢に 罰を与えるけど
間抜けなことも 人生の一部だと
今日のおろかさを 笑い飛ばしたい

なにかをひとつ 失した時に
人は知らずに なにかを手にする
きみのために できることを
あれからずっと 探してる

全部だきしめて きみの近くにいよう
星になった歌も 過ぎた想い出も
全部だきしめて きみの近くにいよう
きみが黙るなら きみにささやいて

全部だきしめて きみと歩いて行こう
きみが泣くのなら きみの涙まで
全部だきしめて きみの近くにいよう
星になった歌も 過ぎた想い出も

全部抱きしめて きみと歩いて行こう
きみが笑うなら きみの笑顔まで