瞳子です。





カウンセラーになる前の専業主婦だった頃
日中はずっとテレビを観てた時期がありました。


その頃はガラケーだったし
ネットは発言小町や知恵袋などの
相談サイトを見るくらい。


毎日溜め息をつきながら
掃除、洗濯、買い物、食事の支度をして
休憩時間にテレビをつける。


テレビはワイドショーと昼ドラ。
花嫁のれんが大好きで
野際陽子さんや女優さんの
加賀友禅の着物がとっても好きで。


ずっと前に旅館の仲居をしてたこともあり
そこの女将さんが素敵で
女将さんという職業に
憧れたりしたこともあったんです。



最近はもうめっきりテレビは見なくなり
お化粧をするときに
なんとなくつけることもあるけど
ワイドショーってずっと同じことやりますね。


最近観たときは横綱の暴行事件。
番組が変わってもこれでもかと
同じことをずーっと延々とやってる。


コメンテーターの「べき」を使って
それぞれの正義を延々と語ってました。


これ、誰が観たいんだろう。
内容を伝えるには5分で十分そうなのに。。


よく観てたな、と思います。笑


発言小町なんか見てた頃は
誰かの悩みに、誰かの「べき」で回答されてて
それがマジョリティのような錯覚に陥って
「正反対の意見を持つ私はおかしいのか?」
なんて思ったこともありました。


責めたかったんでしょうね…(笑)




夫婦間でも職場でも
たまたま入った飲食店やお店でも
人と人に何かトラブルが起きるときは
大抵それぞれの「べき」がぶつかってるか
「思い込み」が発動してたりします。


そして相手をコントロールしようとして
揉め事に発展する。


私は揉めるのが苦手なので
そういう空気になると
サッと身を引く癖があります。


「わかり合いたいから議論する」
というのも分かるんだけど
それはお互いに相手に対する
敬意みたいなものがないと
「なんで分からないんだ」で終わっちゃう。


理解し合う目的じゃなく
「あんたは間違ってる」前提の
コントロールが目的の議論。
そんなとこでエネルギーを消費したくない。





相手の言い分も聞いてみて
そうして改めて自分の気持ちを問い
「でも私はこう思うな。意見が違うんだなぁ」と
やっとその話題から降りられる。


そして違うからといって
その人との関係性には影響もない。
意見の一致が必要だとは思わないから。


お互いの正義を一方通行でぶつけるのは
議論でも何でもない。
ただの支配欲。


一致を求められるのも苦手です。
まあ、求めちゃうときもあるけど(笑)





けど、違いを認めるっていうのも
案外難しいものですよね。


これが家族とか
近しい人なら尚更のこと。


同じ考え方でいられたら
そりゃ嬉しいのだけど
全く同じだとそれはそれでつまらない。


私の場合は
パートナーに天敵を選ぶ法則の通りに
正反対の考え方をする夫を選び
「それいいねー」と思うときもあれば
「うーん。私はこう思うな」というときもあり
そんな話し合いのおかげで
随分と視野が広くなったと思います。


新婚当初は
それこそ夫をコントロールしたくて
喧嘩ばっかりふっかけてましたけどね。。


だから「違い」って
可能性を秘めてるなと思います。


例えば子育てなんかもそうで、
お父さんとお母さんの考え方って
違った方がいいと聞いたことがあります。


その方が子供が「選べる」から。


夫婦の意見がいつも一致してると
子供にとってもそれが「答え」に
ならざるを得ない。


反抗するものの
こちらの意見を否定されたら
親と正反対の意見を持つ自分が
おかしいように思えて
自分を責めてしまうかもしれない。






「いいんじゃないか?」という父親と
「ダメ!」という母親。
逆のパターンもあるでしょう。


どっちの意見もあって
「こっちがいい」と選べる方がいい。


親には親の価値観があって
子供の頃はそれによって
守られてる側面があるものです。


だけどその家庭に
一つの価値観しか存在してないと
もはやそれがその家庭での絶対的正義になります。


そしてそれを選べない自分がいたとき
そんな自分にバツをつけてしまう。


ならばいろんな価値観があるんだよ、と
家庭で教えてくれたらいいんじゃないかな。
そういう意味でも
夫婦間で意見が違うのはいいのかも。


社会に出たら
それこそ十人十色の価値観がそこにあるのだから。


バツをつけるより
「違い」としてそこにあることを
許容できたら楽ですよね。


あまりにかけ離れてるのなら
距離を置けばいいんだから。

人間関係のトラブルって
「違い」を認め合えたら
かなり減るような気がします。





「違い」との出会いは
沢山のヒントを与えてくれるし
人生に刺激と変化をもたらしてくれる
「ギフト」なんだと思うんですよね。


違いにモヤモヤするときは
自分が進化する前触れ。


自分とは違う意見を
「そうなんだ」と認めてみたとき
より自分の選択もはっきりする気がします。


間違いはない。
違いがあるだけ。
そんな当たり前のことを大切にしたいものです。






と、ダラダラと
心に浮かんだことを書いてみました。


今年のクリスマスは
普通に鍋を食べて
21時には寝てました。笑

夫もお仕事でしたしね。


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うさこと私の違い





今朝は夫を車で送った帰りに
ふと、キッチンおかだを思い出して
行ってみたところ
お目当てのカレーパンが無い!!!


店員さんに
「カレーパンはまだまだ出来ませんかね?」
と聞いたら
「今、揚がったとこです!」と
熱々のカレーパンをゲット出来ました♬
聞いてみるって大事です。

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幸せ( ´ ▽ ` )