楽天モバイルが、音声SIM手続きの際に本人を確認せずに「簡単申し込み&開通」で、競合からユーザを奪う作戦らしい。
あと、最近始まった「ワンストップMNP」と合わせて乗り換えを促進していくようだ。
本人確認の際には、運転免許証、パスポートや顔認証などかなり面倒な手続きをしなければならない。
わたしもpovo2.0の時は結構戸惑った。しかしこれは、防犯上、セキュリティ上必要なことなので
本人確認はやはり必要であると思う。
楽天モバイルが考えてるのは、楽天経済圏の人か、すでに楽天銀行や楽天保険など使っている人を楽天モバイルに引き込もうという考えのようだ。それならば、すでに本人確認が終了しているので、わざわざ楽天モバイルで本人確認をする必要がないということみたい。
そういう人たちならば、
eSIMをすぐダウンロードできて使えるので簡単ということ。そこを狙っているようだ。
あと今年の5月から始まった「ワンストップMNP」も活用していくみたい。
「ワンストップMNP」とは、乗り換えするときにいままで、加入していた携帯会社に「MNPするための番号」を発行してもらう必要があったが、それが必要なく乗り換え先で新しい申し込み先の携帯会社で対応できる仕組みのことを言う。これはかなり便利になる。
しかし、今のところは、WEBでの申し込みに限られているようだ。
この「本人確認スキップ」という考えは、やはり競合となるソフトバンクやKDDIからも反対の意見があるみたい。
楽天経済圏の中の人や、楽天銀行などのサービスを使っている人ならば本人確認をしているので、その人だけを対象とするならばあまり問題がないような気もしなくもないんだけど、やはりそのような人以外の場合は、リスクがやはり大きいような気がする