アムェイへの行政処分でマルチ商法が話題になりましたが、私自身マルチ商法というものをいまいち理解できていないような感じでしたので、自分なりに簡単にまとめてみました。

 

  東京都消費生活総合センターによると、マルチ商法とは、商品の購入やサービスの契約をするにとどまらず、これらの契約をして販売組織に加入したものが、今度は自分で買い手を探し、友人や知人などを組織に加入させ、新たな加入者を広げることで組織が拡大する一方、買い手が増えるごとにマージンが支払われる仕組みの取引のこと ということです。

 

 しかし実際は、組織の会員になっても 商品を購入しても売れず借金だけが残ったり、うまくいかないケースが多く加害者にもなりうるという問題があるようです。上層部だけが儲かるらしいですね。

 

 マルチ商法での被害を受けるケースでは、いきなり契約するというのではなく 、マッチングアプリやSNSなどで知り合いになって、どこかで会って強引に勧誘されたり、友人や知人から飲み会やカフェなどで会う約束して勧誘されるという本来の勧誘目的が告げられず、トラブルになるということが多いようです。

 

 特定商取引法では、連鎖販売取引では勧誘に先立ち、氏名、勧誘目的、勧誘にかかわる商品等の種類を明示しなければならないそうです。だからどこかでカフェであったり、飲み会のつもりでいっても本来の目的を隠して勧誘されるわけですから、その時点で特商法違反になります。

 

 しかしこんなの友人や知り合いと気軽に話をするつもりでいったのでまるで違っていやな思いをするわけですから気づかないですね。完全に人間関係が破綻してしまいます。

 

 実際に法律上は、違法でクーリングオフすることができるとありますが、実際に連絡がつかない、お金が返ってこないということもあるそうです。

 

 

 

 やはり、こういう場合は

  • そういう場に遭遇してしまった場合勇気をだして断る。
  • クレジットカードでの高額決済をしない。借金をしない。お金がないというとクレジットや借金をすすめられるケースが  あるらしい。契約しないときっぱりと断る。
  • 不安に思ったら またはトラブルになったら消費者センター等へ相談する。
 
でもマルチ商法に限らず、いきなり連絡なかった知人からメールがきたり、年賀状などの手紙類がきて飲み会やどこかで会いませんかと書かれていると怪しいと考えてしまいますね。私は、そういう時はなんか気持ち悪いので断っていました。あとあとその知人の勤め先が問題があるところだったと話題になったりしましたので、それでもよかったのかもしれません。
世の中本当にこわいですよね。


山田池公園のはぜ掛け