洗濯機に水が溜まらない! 排水弁の修理(異物除去) | 男、五十にして十有五とさして変わらず・・・

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ついに50歳!ところがふと我をかえりみると、15歳の頃とやることなすこと変わってないじゃないですか~(もちろん見た目はしっかり変わってますが・・・)そんなオヤジの(懐古中心)つれづれブログです。

 やっとそれらしい(?)ネタがありましたので、約半年ぶりの更新です。(笑)

 先日、朝起きると妻が「洗濯機が壊れた」とのたまいました。スタートボタンを押してしばらく経つのに回りださないとのこと。
 見てみると、水は出ているのですが溜まっている様子がありません。そこで排水ホースを確認すると水の流れている音がします。
 どうやら注水そのまま排水ということになっているようです。

 「なんだ、これは?」と思っているうちに妻がネットで調べてくれました。それによると排水弁になにか詰まっている可能性が高いそうです。

 もう15年以上も使っている洗濯機なので、だめもとでチャレンジです。
 排水弁を分解してみると、出てきました・・・。
洗濯機の排水弁に詰まった石
 4cm×1.5cmほどの石のような物が二つも!

 誰の仕業かはご想像にお任せしますが、とりあえず水は溜まるようになり洗濯はスタートしました。

 異物を取り除いて、分解した排水弁を元に戻してから、写真を撮っていない事に気付いたのですが後の祭り。かなり苦労したので再度分解して写真を撮る気は起きません。
 せっかくのネタが・・・と思っていたからなのかどうか、洗濯機から「ガラガラガラ」と物凄い音が・・・!

 で、翌日の晩妻が洗濯を始めると見事に(?)再発したのです。

 ということで、2回目は写真を撮りましたので、画像付で手順をご紹介です。
洗濯機の裏蓋をはずす
 まずは洗濯機の裏の金属板をはずします。4ヵ所でネジ止めしてあるだけなので簡単に外れました。
洗濯機の排水弁の位置
 赤丸で囲っているのが排水弁です。
洗濯機の排水弁
 排水弁のアップ。奥に見えるモーターで引っ張って弁を開ける仕組みになってます。
排水弁に異物が!
 写真では見難いですが、赤丸の部分になにかがあるのが分かりました。
排水弁修理に使用した工具
 今回使用した工具です。仕事柄いろいろな工具を持っているので大抵の場合買わずにすみます。
洗濯機の排水弁
 モーターにつながっている金具に排水弁のスプリングが引っ掛けてありますので(赤丸の部分)、先ほどのフックのような工具を使ってはずしました。
排水弁修理
 スプリングをはずしたところです。次に、赤丸の部分(蓋?)を回して取り外します。ウォーターポンププライヤーを使っている方が多いようですが、プラスティックなので破損しないようにゴムベルトのレンチを使いました。ラバーベルトレンチとかラバーストラップレンチとか言うそうです。私が持っているのはホームベルトレンチという商品名の物です。



 本来はビン等の蓋が硬くて開かないときに使うために売られている物ですが、それ以外でもいろいろ使える便利なヤツです。
排水弁の蓋
 こんなカンジで・・・、
排水弁の蓋をはずす
 はずすと弁を閉めるためのスプリングがビヨーンと出てきました。
 で、スプリングと弁を取り出します。
洗濯機の排水弁の部品
 取りはずした部品です。

 パイプの中に指を突っ込んでみると、
排水弁に詰まっていた異物その2
 こんなん出ました~~~~。なんじゃこりゃ??

 これで原因の異物は除去できましたが、ここからが大変です。
 そう、戻し作業です。

 排水弁とモーターをつなぐには、弁についているスプリングを元通りに金具に引っ掛けてやらなければなりませんが、
排水弁のスプリング
 そのスプリングはご覧の通り弁の奥に・・・。

 まずは、
排水弁組み立て
 部品を元のように組み合わせて、
排水弁組み立て
 バネの力でビヨーンとならないようにガッチリ押さえながら、
排水弁組み立て
 中から引っ張り出します。
 (注)上の2枚の写真は必要以上に力を入れて部品を押さえながらの片手撮りのためブレブレです。m(_ _)m
排水弁組み立て
 引っ張り出したスプリングを一時的にパイプ状の部分に引っ掛けて、
排水弁組み付け
 元の場所に収めてねじ込めば、ちょっと一息つけます。

 一服終えたら、
排水弁組み付け
 モーターに繋がる金具に仮掛けしてから、
排水弁組み付け
 分かり難いですが、スプリングの先を金具の穴にきっちり入れて、
洗濯機排水弁異物除去終了
 排水パイプ等が緩んだり外れたりしていないかを確認して、裏蓋をつければ任務完了です。

 その後、作業時に床などを拭くのに使用したタオル2枚を洗ってみました。
 ガラガラ音もなく無事に洗濯は終了し、さらにその後、注水も排水も正常にできたのでおそらく大丈夫でしょう。

 今度こそ再発しないことを祈ります・・・。