1. はじめに

パパ活や婚外恋愛を楽しむ男性にとって、避けては通れない話題が「清潔感」。この女性がたびたび口にするワードですが、おじさん世代を相手にする彼女たちは、一体どこを見て「清潔感がある」「不潔っぽい」と判断しているのか。私自身の経験談を交えながら、身だしなみにおける具体的な注意点や、女子が求めるおじさんの「清潔感」とは何なのかを考えていきます。

 

 

 

2. 「清潔感」とは何か

清潔感とは、単に汗をかいていないとかシャワーを浴びた直後という、実際に「清潔」な状態を示すのではなく、身だしなみを整え、相手に「爽やか」な印象を与える総合的なイメージのことを指します。汗をかきやすく、加齢臭も出始めるおじさんだからこそ、ちょっと気を抜くと「不潔そう」「みすぼらしい」とみられがちです。私も最初は「毎日風呂は欠かさないし、服も洗いたてを着ている。髪型もさっぱりしているし、爪もこまめに切っている。だから問題ないだろう」と侮っていました。しかし、女性の目は至る所をチェックしており、気を抜いていると思わぬところで「清潔感のないおやじ」のレッテルを貼られてしまうのです。

 

2-1. 清潔感を感じる理由と感じない理由

清潔感がないと思われるのは、シャツがヨレヨレで襟元が汚れていたり、スーツに目立ったシワや汚れがあったり、靴が手入れされていなかったり、髪が中途半端に伸びてボサボサだったりハゲ散らかしていたりするところで、フケや爪の垢、体臭や口臭はもってのほかです。

 

無精髭ですが、これもおおむね不評です。鼻毛や高齢の場合は耳毛が出ていたりするとマイナス。こうした細かなポイントを見落としていると、いくら高い服を着ていても台無しです。私も一度、忙しさに服を適当に選んで顔合わせにのぞんだのですが、終わった後にトイレで鼻毛が出ていることに気づき、さらに白いTシャツの首周りがかすかに茶色く汚れていて、ショックを受けたのを覚えています。幸い、その女性とは2回目以降も会えましたが、最初に会ったときのことを話したら、しっかり覚えていました。恐るべし、女子に観察眼・・・。

 

2-2. 「おじさん=不潔」イメージを打破するには

若い女性たちにとっては、40代男性や50代男性を初めて見るときに「加齢臭がきつそう」とか「体臭や口臭がありそう」といった先入観を少なからず持つ人もいます。そのため最初に会ったときの清潔感が勝負どころ。第一印象で「なんか爽やか」「想像していたより若いし、かっこいい」と思ってもらえれば、その後のデートもスムーズに進みやすいです。  

 

私も最初は、自分が「おじさん」に分類されることに切なさを感じていましたが、実年齢を考えられば当然そう呼ばれる年頃。ここを逆手に取り、「おじさんなのに清潔感がある」というギャップを演出できれば女性に好印象を与えることができると考えました。それから、あれこれ気をつけるようになり、体感的には女性からの第一印象はそれほど悪くなっていないと思っています(そう信じていますw)。

 

2-3. パパ活で重要視される第一印象との関係

とにもかくにも、最初の顔合わせは超重要です。マッチングした女性と初めて会うとき、相手の目にはあなたの髪型や服装、顔のシワ、頭髪の状態、全体的な清潔感の有無が一瞬で飛び込み、さらに近づいて会話が始まれば、臭いのも察知されるわけです。 

 

割り切る女性もいるかもしれませんが、やはり不潔そうなおじさんにはできるだけ近寄りたくないのが本音でしょう。だからこそ、最初に会う瞬間から身だしなみを整えておくのは、パパ活の「モテる秘訣」といっても過言ではありません。あくまで平均的なお手当しか提示していない私が、複数の女性とお付き合いさせてもらえているのは、おそらくこうした細やかな注意があったからだと思っています。

 

 

 

3. 髪型・頭皮・ヒゲの手入れで差がつく

「髪型」も、清潔感を左右する大きな要素のひとつです。年齢を重ねると、ハゲや薄毛、白髪、フケなど、多くの悩みが増えてきますが、まめに手入れをするだけで周囲への印象は大きく変わります。イケメンであれば、長髪も受け入れられますが、私はそうではないので、さっぱりとして髪型にして、ヒゲはこまめに剃り、頭皮のケアも怠りません。

 

3-1. ハゲやフケが気になるときのヘアケア対策

まず男性として非常に気になるのが「ハゲ」。これを完全に隠すのは難しいので、かつらや増毛でカバーする人がいますが、いろいろな女性に意見を募ったところ、ハゲそのものにネガティブな印象はないようです。薄毛になるのはある程度仕方がないこと。問題なのは、それにどう対処しているかです。後ろや横に髪を伸ばして目に無理やり持ってきたりするのは見苦しいので、美容院で相談して自分に合った髪型を提案してもらうほうが良いです。笑福亭鶴瓶や竹中直人、所ジョージなど、さまになるハゲはたくさんいます。

 

頭皮を清潔に保つためには、シャンプーの選び方や洗い方も大事です。フケは見た目に非常に悪い印象を与えますし、「不潔」と思われる原因となります。  毎日のシャンプーに加えて、定期的に頭皮マッサージやスカルプケアを行うこともおすすめです。私は月に一度ほどヘッドスパに行っていますが、頭皮がすっきりして血行が良くなるおかげか、気分も若返ります。そうした姿勢はデート中にも表れてくるので、女性に「なんか疲れたおじさん」と思われるのを回避できます。

 

 

 

 

 

3-2. 無精髭と鼻毛・スネ毛・体毛の見落とし

無精髭はワイルドな魅力を演出するときもありますが、きちんと整えていないと一気に「汚い」印象に変わります。中途半端に伸びたヒゲや鼻毛の飛び出しは、若い女性が最も嫌がる要素のひとつです。

  

また、体毛に関しても腕やスネ毛の濃さが目立つと、特に若い女性からは敬遠されがちです。私の場合は体毛が薄いほうなのでそれほど苦労はありませんが、体毛が目立つ方はムダ毛処理を検討するのもいいかもしれません。今ではメンズ用の脱毛サロンも増えてきていますし、「おじさんの無頓着なムダ毛」より「清潔感のあるケア済みの身体」のほうが女性には圧倒的に好まれます。

 

 

 

 

3-3. 爽やかに見せる髪型のポイント

髪型で「爽やか」と思ってもらうには、「清潔感」の前提として整髪料のつけ過ぎによるベタベタ感や、極端に長いサイドや襟足は避けるほうが無難です。50代男性が若作りを狙って派手なカラーリングをしてしまうと、かえって「ダサい」「痛々しい」と思われるケースもありますから、ほどほどのトーンでまとめると品よく落ち着いた雰囲気を出せます。 

 

ヘアサロンの美容師さんに「上品さと清潔感を出したい」と伝えてみるだけで、似合う髪型をいろいろと提案してくれます。私は普段から相談しながら髪形を変え、気になるポイントの白髪はヘアマニキュアでカバーしています。もちろん、ありのままの自分を見せることも大事ですが、服の色を選ぶように、髪の色も調整している気分です。

 

 

 

 

 

4. おじさんファッションを「みすぼらしい」から卒業する

髪型を整えても、ファッションがみすぼらしいと台無しになります。歳を重ねるほど服装選びがおろそかになり、スーツがヨレヨレだったり、カジュアルコーデがダボダボでシワシワだったりして、「ダサい」と一刀両断されるおじさんが少なくありません。ただ、ファッションについては奥が深いので、ここでは軽く注意点だけ触れたいと思います。

 

4-1. ダサい・ヨレヨレ・シワシワ・ダボダボの服を選ばない

毎日選ぶのは面倒だから、昨日着た服をもう一度着てる、なんてことはないでしょうか?一度着た服はヨレヨレやシワシワになっていることが多く、あっという間に「不潔」「だらしない」という印象に直結します。また、大きすぎるサイズを着ているとダボダボで野暮ったく見えてしまいます。 

 

たとえ高価なハイブランドを身に着けていても「ロゴドン」(ブランドロゴが大きく主張されているデザイン)を多用しすぎると「お金持ちアピール」と受け取られたり、自分に自信がないのでブランドの力を借りていると思われかねません。ブランドはさりげないおしゃれとして取り入れたいので、周りから見られた時に、ブランドの持つ仕立ての良さ、デザイン性、品の良さをアピールするべきでしょう。見せるのはロゴではなく、着こなしているあなた自身なのですから。

 

 

 

 

4-2. スーツかカジュアルコーデか、TPOと若作りのさじ加減

デートシーンでは、女性が行きたいお店の雰囲気や時間帯に合わせて、スーツなのかカジュアルコーデなのかを判断するのが無難です。夜の高級レストランであればビシッとスーツがいいですが、昼のカフェデートでそこまでの正装が必要ない場合は、落ち着いたジャケットやシャツ、きれいめパンツを選ぶなどTPOを意識すると好印象です。  

若作りしすぎるのは逆効果になる可能性があります。「自分はまだまだ若い!」と勘違いして派手な色柄を着ると、女性から「何だか痛々しいかも…」と思われるかもしれません。オシャレ好きが高じて、色違いを重ね着したり、ブランドのロゴが目立ちすぎるのも要注意です。ほどよい大人の余裕を演出することが、モテる秘訣のひとつだと私は感じています。

 

 

 

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