こんにちは。さて昨日は、漠然としながらも、卒論を


書く上での自分の立ち位置を決め、卒論の柱となりそ


うな文献や、それらとは相対する立場の文献を何とか


揃え、かろうじて最低限の準備はしたものの、そ


らどう書けばいいかで足踏みしてしまったという話を


しました。言わば卒論の「型」が掴めなかったのです。





当時の私は、正直たかをくくっていたのですが、いざ


机に向かうと、書く内容が何も出てこないのです。そ


こで、歴代の卒業生の卒論も参考にしようとしていろ


いろ見たのですが、やはりピンときません。とにかく


第一文目が書けなかったのです。





そのため、本来なら4年になると、就活やら教育実習


やらでけっこう忙しくなるため、3年までのうちに書


るところからでも書いておこうと思っていたのです


が、本格的に書き始めたのは、結局教育実習終了後に


なってしまったのです。





ただ、私も書けない状態をずっと放置していたわけで


はありません。ゼミ等で発表したり、指導教官から指


導を受けたりする機会はありましたので、いざ書くと


なったら一気に書けるよう、準備は進めてきたつもり


です。もっとも、そこまでやってもなかなか書けるレ


ベルには至りませんでしたが、この時期があったから


こそ、最終的には仕上げることができたと思うので、


このモヤモヤの時期は私にとっては「必然」だったの


かもしれません。





で、具体的に何をやったのかというと、まず前に話し


た概説的な内容の本を読み返した上で、自分の立ち位


置を決める決め手になり、卒論を書く上での柱となっ


た本も読み返しました。これにより、自分の扱う内容


及び、論じていく上での立ち位置とを再確認しようと


思ったのです。その際、材料になりそうな内容のとこ


ろには、借り物なので線を引くわけにはいきませんで


したので、代わりに付箋をつけたりノートを取ったり


しました。重要なこととはいえ、そのため、これだけ


でもかなり時間がかかってしまいました





実は、問題だったのはこの次で、私は、この本で唱え


ている説とは異なる説を唱えている別の本を読み直し、


比較することにしたのです。でも、それがかえって混


乱することになってしまったのです。